油画科
●入試が終わった率直な感想は? 安心しました。春から大学生になるのが楽しみです。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 2学期の大半を占めていたドローイングの授業です。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 思うように描けない時は「先生だったらどうしますか?」とよく質問していました。あたりまえですが、自分の知らないことは出来ないので、自分よりも経験がある人に聞くのが1番だと思います。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 1番は両親です。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 1枚1枚の制作を大切にして、私立大学は学科の過去問題を早いうちに解いて対策しましょう。 |
●入試が終わった率直な感想は? やはり入試本番ではもっといい絵が描けたのではないかという悔いは残っています。しかし入試が終わっても、絵を描く日々は変わらないので、油断せず、よりよい絵を描けるようにがんばります。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 制作過程や、生徒などを分析してなぜこうなったのか、どうすればよりよくなるかを根本から考える、原因療法のような教え方がおもしろいなと思いました。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 大きなスランプはなかったと思いますが、思ったよりいい絵にならずに困った時はよくありました。そういう時は大本の構図や配色がよくない場合が多かったので、大きく絵の具をのっけたり、大胆に動くとうまくいきました。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 絵の方向について迷走している時、予備校の先生と話すことで、絵を描く時も、考える時も楽しんで、おもしろがってやるという初歩に立ち返り、自分の絵を冷静に見ることができました。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 自分はアドバイスできるレベルではありませんが、絵に対して考え、それを自分の絵の画面上に反映させて、さらにその絵について考える、というように絵に対して考えつづける必要があると思います。 |
●入試が終わった率直な感想は? 先生方や、自分の周りの大切な方達に、合格を報告出来、そして喜んで頂けたこと、大変嬉しく思います。そして最後まであきらめず良かったです。私は20代半ばからの挑戦だったので、大学進学、しかも美大を目指す人は、私の周りには一人もいませんでした。そしてこの選択は否定・非難されることはあれど、なかなか理解されるものではありません。正直ずっと孤独との戦いでした。受験ムードが本格化する秋頃から、仕事と不安とあせりで、精神的にかなりおいつめられ、本音を言えば、何度も受験をやめてしまいたい、逃げ出してしまいたいとさえ思ったこともあります。けれど受験直前に先生に私が弱音を吐いた際、「相談にのるから」と言って下さって、先生からしたら何気なく言った言葉だったかもしれませんが、「一人じゃなかったんだ」と思い出し、心底ホっとし、気持ちが楽になった状態で受験にのぞめました。また受験途中もハプニングがあり、もう本当にダメだと思いましたが、「受験料分、せめて楽しく描いてやる」と気持ちが吹っ切れ、スッキリとした気持ちで受験を終えることが出来ました。その絵で合格頂けたこと、大変嬉しく思います。美術の世界に飛び込むということは、保証やレールがない道を進んでいくことだと思います。そのことへの不安が無い訳ではありませんが、それでも、自分の好きなことをずっと考えていられること、自分の目標のスタートラインに立てたこと、芸術がとても大切なものだと知っている人が沢山いる場所に行けること、そして何より多くの優れた作品や考えを吸収し、色んなことに挑戦することが許される時間と環境を手に入れられたこと、本当に良かったです。ありがとうございました。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 絵の制作途中、先生方3人それぞれに、「絵に正解はない」「答えは自分しか分からない」等言われたことです。答えのある試験勉強や、決まりがあり、ミスが許されない社会人の生活に馴れ切っていた私は、どこか人に答えを求めてしまう姿勢がなかなか抜けませんでした。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 正直私は、自分が思うような作品を描けたと思ったことは一度もありません。なので、乗り越えられたということは、無かったように思います。作品を仕上げることすら出来ないことも多く、不安ばかりつのり、絵を描くことが怖く、全く練習出来ない期間もありました。けれど絵は描けなくても、見ることは出来ます。なので絵を沢山見ることはずっと継続していました。その中でも、好きな絵はなぜ好きか、そして好きでない絵はどういう所が自分の感性と合わないのか、なぜそう感じるのか、と自分に問うように心がけていました。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 先生方には授業の時間のみならず、色んな面で支えて頂きました。学期中に通うコースを融通して頂いたり、講習会も授業日程を調整して下さったので、仕事をしながら通うことが出来ました。他の予備校だったら、そういう形では通うことが出来ず、受験することすらあきらめていたのではないかと思います。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 大学を受験するということは、志望校の選択から始まり、将来への不安や悩み、家庭環境等、色んな悩みをかかえながら、戦っていかなくてはなりません。その中で、ここに通われている方は、自分の好きという気持ちを信じ、大切にして、美術・芸術への道にチャレンジしている方達だと思います。10代のうちから、正解のない問いに自分で答えをみつけていく、ただただかっこいいもの、美しいものを表現出来るようになりたいと模索し、努力すること、そして自分の好きなことに正直でいるという姿勢は、とても尊いことだと私は思っています。なかなか思うように絵が描けず、時には全て投げだしてしまいたいというような気持ちになることもあるかもしれません。けれど、そんな時でも絵が好きという感情と、どんな状況下でも楽しんで絵を描くという気持ちを忘れずに、がんばっていただきたいです。応援しています。 |
●入試が終わった率直な感想は? あっという間でした。特に直前講習に入ってから入試までは一瞬のように感じました。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? ドローイングの授業です。それぞれの課題文から、アイデアを膨らませていき、先生とコミュニケーションを交えながら進めていきました。先生と話していく中で、ドローイングや制作したものを言葉で説明していく力も、これから必要になっていくのだなと感じました。他にも、少し変わった課題文が出たときに、いつもとは別の視点からモチーフを観察するようになったので印象的でした。表現の幅が広がり、授業を通して、モチーフやその言葉の意味をよく考えました。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 私は時間内に完成させることができないのが課題でした。整理がつかず、細かく時間設定をしても、うまくいかないことがほとんどでした。自分のできないことや苦手な部分を認識して、時間をかけないところの選択を行ってから、少しだけ改善されたように感じました。入試まで、作品がうまくまとまらないことに焦りもありましたが、本番はしっかり完成でき、ホッとしています。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 予備校の先生方は、とにかく面白くて優しい最高の先生でした。講評のときは自分では気づけないもっとこうした方が良いという部分を丁寧に説明してくれるだけでなく、長所も伸ばすように教えてくれました。一人一人にしっかり対応してくれる温かい環境があるのは、少人数制だからこそだと思います。先生方の支えがあり、最後まで楽しくやり通せました。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 受験生活の中で、焦ったり不安になったりすることも多くあるかと思います。力み過ぎずに、自分の良いところを見つけて、前向きな姿勢で頑張ってください! |
●入試が終わった率直な感想は? 家族とか友達とかに胸を張って報告できる安堵感が大きかったです。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 入試直前講習で段々と自分の個性みたいのが固まってきた気がしてきて、描いていて楽しかった時が一番印象に残っています。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 描いてもしっくりこない感じで、そういう時は描いている時からこの流れよくないって何となく分かるようなことはありました。その時は、僕は現実逃避して一旦絵のことを忘れるようにしてました。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 やっぱり自分を支えてくれていたのは油画科の先生達です。有名なアーティストの人達の仕事だったり、そういう人達はどんなところをこだわっているのかとか、絵の描き方とか以外にも、自分の絵を成長させてくれるようなことを教えてもらったので感謝してます。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 自分は周りの人達とかに比べたら絵を始めるのが遅かったけど、何とか結果を残すことができているので、僕みたいに始めるのが遅い人は、周りと自分を比べたりとかしないで好きにやっていてほしいです。逆に結構早くから始めてたよって人は、慢心しないで頑張ってほしいです。 |
デザイン・工芸科 私大コース
●入試が終わった率直な感想は? 『合格』の文字を見た時は、安心と嬉しさで涙が出ました。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 平面構成において、『形に質を与える』という事の重要性を石川先生から説明されたのを鮮明に覚えてます。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 冬期講習から共通テスト直前まで、平面が思うように作れなくなっていました。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 石川先生には本当にお世話になりました。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 がむしゃらに頑張っていると突然冷静になって『これでいいのか?』と疑問に感じる時があるかもしれません。 |
●入試が終わった率直な感想は? 結果がどうあれ今年で浪人生終了だったので、今まで頑張ってきたデッサンと色彩構成を信じて本番に挑みました。今は合格をもらえてホッとしてます。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 昼間部の授業でやった有色下地のデッサンが一番印象に残っています。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 上手く描けた日も、あまり上手く描けなかった日も一応写真を撮って帰りの電車でずっと眺めてました。ここの色を変えたら印象変わりそうだなとか、ここの鉛筆のタッチよくないなとか。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 予備校に通わせてくれた親、一緒にゲームをしながら話を聞いてくれたり、アドバイスなどをしてくれた友達、私の作品について一緒に悩み、考えてくださった先生方。とても感謝しています。ありがとうございました。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 多分、気がついたら10月?そしてすぐに12月!?みたいな感じになる人いると思います。 |
●入試が終わった率直な感想は? 入試直前の講評で工程をもう少し見直した方が良いと言われ、本番では構図を精査せずに勢いで進めてしまった点が、デッサンでも平面でも強く印象に残っています。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 夏期講習から半年強という短い期間だったので、自分の強みが分からず四苦八苦した印象があります。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? ずっと何か掛け違えているような感覚で、思うような作品は作れませんでした。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 中々受験勉強に身が入らなかったのですが、同じ昼間部の友人が“どれだけ自分は勉強がやばいのか”を力説していて私も頑張らなきゃなぁと引き締められたのを覚えています。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 作品作りから離れて少し休息してみるのも一つの手だと思います。頑張ってください! |
●入試が終わった率直な感想は? 入学式を迎えることができて安心しました。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? デッサンで、身につけることができる基礎力と、他の作品を見て学ぶことの大切さを理解することができたことです。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 平面構成でとくに多くありました。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 一番支えてくれていたのはやはり母親です。予備校も勉強の参考書も全部嫌な顔せず負担してくれたし、自分の絵を素直にほめてくれたので自信にもつながりました。職場の人にも色々聞いて情報を集めてくれたり、美味しいご飯をつくってくれたり、色々な面からサポートしてくれました。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 学校の行事とか進路活動とか忙しくて手が回らないことは多いと思いますが、そんな時であっても少しだけでいいので予備校はサボらず行ってください。 |
●入試が終わった率直な感想は? 「よくやったぞ、自分。」と自分を褒めたい気持ちと、ここまで私を育ててくださった先生方への感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。受験本番はあたり前ですがいつもと状況も設備も空気も違ったので、連日の試験はドキドキしっぱなしでした。そのドキドキの2週間程が嵐のように去っていったので、試験が終わった数日は呆然としていましたね。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 一番はやっぱり入試直前講習ですかね。もちろん毎日発見の連続で、すごく刺激的でしたが、やはり入試直前となると先生方の指導のキレや空気が普段よりも凄かったので。それでもただただ「受験のために」と盲目的にはならず、根本的に「どう物を捉えればいいのか」や「デザインするということはこのように形をつくることだ」という風に教えてくださったので、ああここで学んだことはこの1年の受験のためだけでなく、一生物を見る時に役立つ姿勢を教えてくださっているんだな、と思うことができました。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 入試直前になって、本当に描けない時期がありました。私はデッサンと平面構成だとデッサンの方がまだやや得意な方だったのですが、そのデッサンに全く自信がもてなくなって、「あれ?自分今までどういう手順で進めてたっけ?」と考えすぎて何も手がでなくなってしまいました。そういう時は、まず休みましたね。一度パニックになってしまっている自分を落ちつけるために好きなものを見たり、読んだりしました。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 全先生方です。私はデザイン科なので、安孫子先生、岡田先生、石川先生、津村先生、熊谷先生、西村先生などをはじめ、悩んでいる時は代ゼミにいる先生たちは誰でもアドバイスをくださいました。本当にこの人、と1人に絞れないくらい多くのことを手助けしていただいたので、選べませんね……。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 代ゼミを選んだなら大丈夫‼と言ってあげたいです。美大受験は最後まで、受験当日まで本当にどうなるかわからなくて、不安におし潰されそうになると思います。でも、ここにいる先生たちが教えてくださったことをあなたが心から受けとめて、どう良くしていこうかと切磋琢磨して作品をつくっていけば、力はつきます。 |
●入試が終わった率直な感想は? 正直、受験が終わった実感がまだわきません。試験の直前まで、課題が時間内に終えられるのか、実力が発揮できるか心配でしたし、受験直前まで自分のレベルがどの辺りなのかわからず、合格できるか不安でした。ところが、いざ試験が始まると、自然といつも以上のスピードで、実力を発揮することができました。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 本格的な入試対策の勉強に入る前に、基本的なデザインの勉強をじっくり学べたことや、デッサンが上手くいかず、描く事が苦痛だった時、先生に、「デッサンのことを嫌っているとデッサンに嫌われるから好きになることから始めなければ上手くならない」と言われたのがとても印象的でした。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 長くスランプが続き、落ち込んだ時は、先生や過去に先輩が残したデッサンをみて、タッチなどを参考にしました。また、できなかった時の気持ちを引きずらず、早々、気持ちを切り換える制作することを心がけました。とにかく、描けば描くほど上手くなるので、手を止めない方が上手くなると思います。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 自分を支えてくれたのは家族、特に母です。私は学科の勉強をリビングでやる方が集中できたので、私の気が散らないようにサポートしてくれたことは本当に助かりました。また、私が落ち込んでいると話を聞いてくれたり、身体的にも精神的にもケアしてくれたため、最後まで乗り切れたと思います。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 私は高1の時の冬の講習会から代ゼミにお世話になりましたが、自分が本当に受験生なのだと自覚し始めたのは高3の夏頃でした。それまでは、なんとなく課題をこなしていて受験をするという実感がわかなかったのですが、いざ自覚が芽生えると学ぶことに対して意識が変わったので、当たり前の事ですが、自分自身が受験生である事の自覚を早めに持つ事が大切だと思います。受験を振り返った時に思う事は、自分に自信を持てなくなった時に、先生のアドバイスをしっかり頭に留めること、自分を評価してくださる先生の言葉を信じることが大切だと思います。受験生の皆さん、頑張って下さい。 |
●入試が終わった率直な感想は? 「ふう。かましたぜ。。。」とドヤ顔で会場をあとにすることができました。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 仲間たちと、夜まで残って制作したことです。友達と夜まで残って制作をするなんてただそれだけで楽しい出来事です。それに加えて絵を描いているなんてなんかかっこいいじゃないですか。夜に仲間と絵を描く自分に酔っていただけですが、私たちの年代はコロナウイルスの影響で文化祭も体育祭もなかったのでそれだけ特別に思えました。学校で経験し損ねた思い出を代ゼミで経験することができて本当に嬉しかったです。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 試験直前に、特大のスランプが訪れました。全く形がつくれなくなりました。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 まずは家族です。夜遅くまでかかった日には迎えにきてくれたり、朝からある日は送ってくれたりと交通面でのサポートが特に大きかったです。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 受験を楽しめー!です。笑 受験勉強は楽しいです!特に美大受験は! |
●入試が終わった率直な感想は? 正直言うと、まだ実感がありません。推薦入試は、受かれば超ラッキーくらいに思っていて、一般入試の実技の練習として試験の雰囲気や緊張感を味わいに行くというのが一番の目的でした。(受けるからには、受かるつもりで試験に挑もうとは思っていましたが……) ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 講評の時や相談をしに行ったときに話してくださる先生方のお話です。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? 思うような作品が作れないことは、しょっちゅうあって、そのたびにものすごく落ち込んでいました。ですが、先生が「デザインは人を楽しくさせるものだから、作る人も楽しんでつくらなきゃ」と話をされていたことがあって、それを聞いてからは、あまり考えすぎないようにしました。家では、本やマンガを読んだり、とにかく寝たりしました。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 基礎科、デザイン・工芸科の先生方です。特にこれといったエピソードは思いつきませんが、基礎科の授業は楽しかったことを覚えています。基本的な道具の使い方やデッサンだけでなく、さまざまな科の実習、基礎科展の作品作りなどあまり受験を意識しないで、取り組むことができました。また、デザイン・工芸科の先生方には、実技はもちろんのこと、推薦の面接の練習、学校の課題のアドバイスをいただいたりと大変お世話になりました。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 あくまで私が感じたことですが、推薦入試を受けるにしろ受けないにしろ、志望校の志望理由を一度書いてみると良いと思います。私は、志望校は一応決めていましたが、なんとなく心のどこかでこの大学、学部でいいのかとふわふわした気持ちでした。自分は、なぜこの大学に行きたいのか、大学に入ってやりたいことは何なのか、大学の設備や留学制度、授業形態など様々なことを調べ、一度まとめてみることで、自分が目指すべき目標が明らかになり、入試に迷いなく挑むことができると思います。 |
●入試が終わった率直な感想は? 私は学科試験やデッサンの試験を受けて合格したわけではないので、正直言うと当初は合格したという実感が湧きませんでした。しかし、自分が長い時間をかけて制作した作品を美大の先生方に見ていただくことができ、また結果として合格できたことはとても嬉しく思います。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? やはり毎回の講評の時間でしょうか。講評では一定の時間自分の作品に対し先生方が意見を言ってくださります。これは学校の美術の授業を受けているだけではなかなか経験できないことですし、先生の一言一言がとても勉強になることが多かったです。また、自分の作品を改めて新しい気持ちで見ることができるので制作中には気付かなかったことに気付くことができますし、同じコースの人たちの作品を見てそれについての講評も聞けるので、とても刺激になりました。もちろん大失敗してしまった作品をみんなの前に出したくないと思う時もありましたが、私は講評中の時間が結構好きでした。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? うまく描けないということはしょっちゅうありました。たまにうまく描けたなと思うことがあっても次は全然うまく描けないことが続いたり、それで落ち込むこともありましたが、あまり落ち込みすぎないようには気を付けていました。落ち込んだまま次の作品に取り組んでもうまく描けたことはありませんし、同じ失敗を繰り返すだけで成長できないと私は思います。うまく描けなかった作品が今の自分の実力であり、うまく描けた作品はたまたまいくつかの要素がいい方向に転んだことでうまく描けたのだと割り切ることで、次からはまた前向きな気持ちで作品作りに挑むことが出来ました。どこがいけなかったのか反省することは大切ですが、失敗を恐れず実行できる前向きな姿勢もいい作品を作るうえで大事だと思います。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 やはり先生方には、推薦出願時にとてもお世話になりました。デッサンなどの作品の写真を撮ってくださったり、ポートフォリオの構成など度々相談させてもらいアドバイスをいただきました。面接の練習も何回もやっていただき、とても心強かったです。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 私が言いたいのは最後まで諦めないことです。私は推薦出願時に必要書類を出すのが期限ギリギリになってしまい、また、自分の作品に自信が持てず、最後の方は出願するのをあきらめようかと思いました。しかし、それでは相談に乗ってくださった先生方に申し訳ないと思い、落ちてもいいやという気持ちで出願しました。もし出願していなかったら悔いが残っていたでしょうし、一般選抜で必ず受かるとも限らないので今こうしてアンケートにも答えていないと思います。自分に自信を持って最後まで自分の意思を貫いてほしいですね。 |
●入試が終わった率直な感想は? 合格した時は、しばらく実感が湧きませんでしたが、入学手続きなどをしていくうちに合格したんだなぁと感じるようになると同時に、大学での目標を果たしていきたいと意欲がでてきました。 ●代ゼミで学んで一番印象に残っていることは? 色々な人の表現を見ることができたことです。今までは高校の小さなコミュニティだったので、様々な人の考えを知り、自分にとって良い刺激でした。 ●受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか? いつまでもうだうだしてはいけないと思い、好きな本を読んだり、音楽を聞いて、気持ちを切り替えました。 ●受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。 夜間の私大デザイン科の先生方と石川先生。 ●志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。 これから、うまくいかないことも多々あると思いますが、くじけず前を向いて自分を信じて進んでください。 |