先端芸術表現科 映像・アニメーション
あたらしい領域の表現をめぐって
本コースでは、扱う素材や技法に捉われることなく、様々なメディアを横断しながら、創作の基礎となる実践的な学習を進めていきます。
インターネットやモバイル端末の普及により場所や日時を問わず誰かが何かを発信している今日、実写やアニメーションを用いた映像はもちろん、写真、音楽、マンガ、ゲーム、演劇など様々な媒体を用いた、より独自性のある表現を生み出す人材が求められています。本コースは、そういった様々な表現の世界に出て仕事をしたい、幅広い表現活動をしたいという人のために開けられている入口です。
芸術のもつ意味そのものを考え、より深い表現を目指していきましょう。
※受講を希望する方は申し込みを行う前に、必ずコースを担当する講師に問い合わせおよび面談を行ってください。
●考えることから始めます
先端芸術表現科|映像・アニメーションコースが対象とする学校の多くは映画やアニメ、マンガ、舞台、現代美術など様々です。これらの多くは共同作業で作り上げられています。自分の中に生まれた漠然としたインスピレーションを、より具体的な構想へと発展させ、自分がなぜそれを作りたいのかを頭の中で明確にしていくことが必要になります。
●言葉を使った表現
言葉を単なる説明の道具としてではなく、ひとつの表現媒体として使います。物語や小論文、詩やプレゼンテーションなど言葉を使う機会はたくさんありますが、より相手に自分の考えを理解してもらうために言葉の違いはもちろんのこと、印象やニュアンスまでを調節して、自己表現としての言葉を確立し使いこなせるよう様々な訓練をしていきます。
●いろいろなメディアに触れる
先端芸術表現科の授業で使用する道具は、鉛筆や筆だけではありません。写真、映像、文章、アニメーションなど、多岐にわたるメディアを用いて作品をつくる授業を行います。一つひとつの道具の基礎的な使い方から、より専門的な使い方までを、一人ひとりの興味関心、進学したい大学、将来やっていきたい仕事に合わせて丁寧に指導していきます。
●総合型選抜・学校推薦型選抜対策もサポート
本科では、一般選抜への対策はもちろん、エントリーシートや事前提出課題の制作、ポートフォリオ制作、面接練習など、多岐にわたる試験方法に合わせた対策も行っています。
志望分野が明確に決まっている人や、これまで制作してきたもの・高校生活で積極的に取り組んできたことがある人を対象に、これまでの活動や志望分野への熱意を、自分なりにまとめて伝えられるようサポートします。
●受験対象となる学校
●東京藝術大学 先端芸術表現科
●武蔵野美術大学 映像学科/芸術文化学科
●東京造形大学 映画・映像専攻/アニメーション専攻/写真専攻
●多摩美術大学 情報デザイン学科 メディア芸術コース/演劇舞踊デザイン学科 劇場美術デザインコース
●日本大学芸術学部 映画学科/写真学科
●東京工芸大学 映像学科/アニメーション学科/写真学科/インタラクティブメディア学科/マンガ学科/ゲーム学科
●女子美術大学 メディア表現領域
●京都精華大学 マンガ学部/デザイン学部イラストコース
●大阪芸術大学 映像学科/キャラクター造形学科/写真学科/芸術計画学科/アートサイエンス学科
●京都芸術大学 キャラクターデザイン学科/映画学科/こども芸術学科
他、映像/アニメーション/メディア系学科・専攻等
身近に相談できる人がいる
何かを始めたいと思ってる人、何となく将来のビジョンがある人、自分の世界を広げる週に1度の刺激的な日があるといいと思いませんか。
日曜コースはメディア系大学受験に必要な基礎力を身につけるための授業と、先生と相談しながらどんなことをするのか自分で自由に決められる授業の2本柱で進めていきます。