10月7日(日)に実施した第1回目の『みんなのしごと』では、私たちの日々の暮らしに無くてはならない環境やモノのデザインについて、『中高生のためのくらしをデザインする話』と題し、デザイナーとして活躍されている多摩美術大学の先生方にによる講演会を行いました。
講演会では第1部が、ランドスケープデザイナーの吉村純一さん、建築家の岸本章さん、インテリアデザイナーの米谷ひろしさんによる『"ばしょ"をデザインするしごと』についてのお話。第2部では、テキスタイルデザイナーの高橋正さんによる『"ぬの"をデザインするしごと』についてのお話。第3部では、プロダクトデザイナーの和田達也さんによる『"どうぐ"をデザインするしごと』についてのお話をしていただきました。それぞれのデザイナーのみなさんが、この仕事に就こうと思ったきっかけや仕事の面白さ、自身の作品や夢など、映像や実際のモノを交えてわかりやすく講演していただきました。第4部では『くらしをデザインする話』と題して、参加者とデザイナーのみなさんが入り交じってトークセッション、中高生のデザインに対する想いや疑問などについて本音で話し合い大変に盛上がりました。
講演終了後には、自分の将来について何か掴んだような晴れやかで明るい表情の参加者がとても印象的でした。
『みんなのしごと』プロジェクトは、未来を担う若者に向けて仕事の楽しさや夢を伝えていきます。これからもどうぞよろしくお願いします。