10月19日(日)に開催された第11回「みんなのしごと」は、パッケージデザイナーとして活躍されている武蔵野美術大学の視覚情報デザイン学科教授の本田和男さん、基礎デザイン学科教授でプロダクトデザインを中心に幅広い活動が注目されている柴田文江さんをゲストにお迎えし、私たちの日々の生活にあるデザインというしごとの様々なお話をしていただきました。
柴田さんのセッションでは、先生のこれまでのお仕事を切り口に「形の中に湿度を探す」というご自身の観点からのデザインへのアプローチなどについてお話をしてくださいました。また、本田さんのセッションはテーブル上に置かれた先生の作品や図面を囲むスタイルで、パッケージデザインについて様々なお話を聞かせてくださいました。
今回はたまたま近くに座ったお客さん同士で感想を話し合う時間を取り、それぞれの感性から興味関心を持ったポイントを共有しました。その後の質問タイムも40分を超えるほど盛り上がり、中高生のデザインに対する率直で素直な疑問や想いが本音で話し合われました。そして、終了後も中高生の皆さんと真剣に語り合う柴田さん、本田さんの姿がたいへん印象的でした。
みんなのしごとは、これからも未来を担う中高生に向けて、デザインやクリエイティブの仕事の楽しさや夢を伝えていきます。これからもどうぞよろしくお願いします。