みんなのしごと
10月20日(日)に第7回「みんなのしごと 中高生のための みんなでデザインする話」が開催されました。

雨の中、中高生をはじめ、保護者・高校の先生など多くの方が参加してくださいました。 今回は武蔵野美術大学の視覚伝達デザイン学科教授の寺山祐策さん、工芸工業デザイン学科教授で自動車のデザインを中心に指導されている稲田真一さんをゲストにお迎えし、テーブルを囲む距離感でデザインについての様々なお話をして頂きました。

寺山さんのセッションでは、先生のこれまでのお仕事を切り口に文字の話を中心としたビジュアルコミュニケーションデザインの話をして頂きました。デザインとは技術や作業のことではなく、その本質は対象とそれを使う人のことをよく知り、それに形を与え届けようすることにあるなどのお話をしてくださいました。

また、稲田さんのセッションでは、インダストリアルデザインとは、私たちが使う全てのモノやコトが対象で、おもてなしの心が大切。人を楽しく、気持ち良くし、社会や時代の進化を表現するもの。新しい世界観を提案するのがデザイナーの仕事というお話をしてくださいました。

各セッションの質疑応答コーナーも大いに盛り上がり、時間をオーバーするまで中高生の皆さんと熱く真剣に向き合って下さいました。

みんなのしごとは、未来を担う若者に向けて仕事の楽しさや夢を伝えていきます。ご期待下さい!


講演会の様子