みんなのしごと
みなさんは「広告」っていう言葉から何を思い浮かべますか?
プランナーやディレクター、デザイナー、コピーライターといった仕事を思い浮かべるかも知れません。あるいはテレビCM、雑誌やポスターなどグラフィック広告、ウェブなどのバナーを思い浮かべる人もいるかも知れませんね。
辞書通りに言えば、「広告」とは人々に関心を持ってもらい、それを買ってもらうために様々なメディアを使って、物やサービスなどの商品を広く世の中に伝えること。簡単に言えば、説明したり、説得したりすることなんでしょうけれど、じゃあそれはそんな簡単なことなのでしょうか?いえいえ!だって、私たちは説明や説得されるだけで、それを欲しいとは思いませんよね。そこには別の「何か」があるはずなんです。
今回のみんなのしごとは、株式会社 博報堂でアートディレクターとして活躍している小杉幸一さんをお招きして、あの話題の広告がどのように生まれたのか。そこにあるはずの「何か」についてお話をしていただきます。きっと楽しい「なるほど!」に満ちた時間になると思います。

博報堂のアートディレクターが、
デザインの「しごと(広告デザイン)」をわかりやすくお話します。

2014年7月27日(日) 14:00~15:30

【費用】参加費無料
【定員】40名(定員に達し次第、受付終了となります)
【申込】事前申込
【お問い合わせ】代々木ゼミナール造形学校/フリーダイヤル0120-71-4305
「好き」というきっかけをつくる
株式会社 博報堂 アートディレクター
小杉幸一 さん

ポスター、コマーシャル、新聞、看板、web、イベント…
みんなの身の回りには数えきれないほどのデザインされた広告であふれています。
そんな広告を特別な物だと思っていませんか?
いーえ、なんにも特別なことないんです。
商品を手に取るとき「好き」だから手にとったり、「お!?」と思って見たりします。
広告ってそんな「好き」というきっかけをつくる。
そんな感じ。そんな「好き」を思ってもらうために、
ちょっと普通の人と違う視点、考え方をしてみることがデザインだったりします。
その視点を僕なりにみなさんにみせられたらなと思います。
一人でも広告、デザインを「好き」になってもらうために、
みなさんに広告したいと思います!



講師紹介
小杉幸一  Kosugi Kouichi

1980年生まれ。代々木ゼミナール造形学校卒。
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒。
現 株式会社 博報堂 アートディレクター。
主な仕事に、KIRIN「一番搾り」キャンペーン、PARCO「パルコアラ」、
SUZUKI「HUSTLER」、
特別展「ガウディ×井上雄彦」アートディレクション、
「東京国際映画祭」アートディレクションなど。
主な受賞に、東京ADC賞、JAGDA新人賞、カンヌ国際広告際ゴールド、NY ADC賞、
ADFESTグランプリ などがある。