藝大生になりました!2021年度

藝大合格者 一問一答



合格者写真
合格の秘訣は何ですか? 制作を継続し、その中で自分を分析することだと思います。

自分が上達したと実感できるキッカケとなった作品はありましたか?
 その理由も含めて教えてください。
1浪の夏期講習前に行った動物塑造です。
実際に動物園に赴き、自分の好きな動物の取材をして1週間みっちり制作しました。
今まで塑造板の上に収まるサイズの物しか作ったことが無かったので、自分よりも大きな物を作ることで体力だけでなく制作の仕方や見方など、色々なことを学べました。

これからの代ゼミの受験生に、
 自分の経験を通して伝えたい事はありますか?
何事も継続することが大切だと思います。
途中、伸び悩む時期もあるかもしれませんが、伸び悩む時期を超えなければ成長はできないと思うので負けずに頑張ってみて下さい。

東京藝術大学 彫刻科 合格再現作品


※参考作品はクリックすると拡大されます。
素描 彫刻 彫刻 彫刻

合格への道のり


※参考作品はクリックすると拡大されます。
油絵 木炭デッサン 石膏デッサン 自刻像
基礎科作品(高1〜高2夏)
今まで手に取ったことの無いような素材が多く、純粋に絵を描く、立体を作るということを楽しんでいました。初めて自刻像を作った時は、粘土にふれている時間がとても幸せでもっとさわりたい!作りたい!と思ったことを今でも覚えています。

自画像 彫刻表現 模刻 石膏デッサン
夜間部作品(高2秋〜高3冬)
制作する毎日がとても楽しくて暇さえあれば描いたり作ったりしていました。
いわゆる描き方やテクニックはもちろんですが、自分が元々持っている立体感覚を大切に自由に制作していました。浪人中行きづまった時に見返したりして初心に戻るためのとても大切な作品です。

彫刻表現 彫刻表現 模刻 自刻像
模刻 石膏デッサン 石膏デッサン 石膏デッサン
模刻 石膏デッサン 石膏デッサン
昼間部作品
1浪目は伸び悩む時期が多くつらい時期もありましたが、積極的に大きな課題に取り組むことで楽しむようにしていました。
彫刻表現では自分の得意とする表現を見つけることができ、強みを出せるようになりました。ただ、今思うと視野が狭くもう少し作品を客観的に見て考え、大きく展開すべきだったと思います。
2浪目は、自分自身と最も向き合った1年となりました。昨年度1次試験に通過していたこともあり、入試当日まで余裕をもって浪人生活を送ることができました。今までやったことの無かったことに挑戦し、自分から課題を楽しむようにしたことで、デッサンはもちろん塑造においても自分の得意とする表現や考え方を見つけることができ、自分の強みを出せるようになりました。