やりきりました。これで落ちたら、そもそも実力が足りていないのだろうと思うくらいには全力を出せました。ですが、正直二浪も覚悟していたので、まだあまり入試が終わったという実感がないです。
線を真っすぐ引けない人、紙を綺麗に切れない人に建築をしてほしくない、と言われたこと。 すごく感動して動揺したので、よく覚えています。当たり前のことなのに、考えたこともなかったです。 先生方にはたくさんの技術や考え方を教わりましたが、一番学んだことは、建築に対する態度だと思います。
何度も注意されたことが自覚はできても理解ができず、直したくても方法が分からなかった時、とにかく他の人と自分の作品を比べました。周りの人に意見を言ってもらい、その共通点と差異を考え、鉛筆の使い方や文の組み立て方も一から考え直して、初期の頃にやっていた線を引く練習や言葉選びなどをやりました。長くやることで、かたまっていたやり方を良い方向に崩すことができ、乗り越えられました。
これまで取り組んだ日々の課題や、試験で制作した作品に後悔を残すことなく終えることができました。それでも悔しさを少し残してしまったので、これをバネに大学生活を頑張りたいです。
先生方から技術だけでなく、作品や考え方についての話を聞けたことです。授業中、休み時間などを通じて先生方と様々な話をする中で、自分が今まで考えもしなかったことに気付いたり、様々なことに対する新しい視点を得たりすることができました。合格に必要なデッサン力だけでなく、作品を作るために不可欠な発想力も蓄えることができたと思います。
これまで上手くいかないことは多くありました。そんな時でも課題に取り組む中で、自分に足りないものを分析し、その対策をしっかり考え、次回は今日より少しでも良くしていこう、という意識を持つことで乗り越えることができました。 また、自分より上手いと思う人の作品や、先生の褒めていた作品の良いところを探して参考にすることも非常に大切だと思います。絵から離れることで切り替えるという方法もありましたが、自分としては継続して課題に取り組む方が合っていたと思います。
平面構成の試験では、どの学科の作品も自信の持てるものはありませんでした。試験終了後に、やはり最初の案でいけばよかった、あの部分はもっと違う表現にした方が良かったのでは、と後悔し不安になりました。
ですが、デッサンや感覚テストは自分も納得いく作品ができたと思いました。特に、基礎デザインの「感覚テスト」は課題に対し、きちんと答えた自信がありました。
デッサンの基礎を学んだ時のことが最も印象に残っています。
一番端が最も暗いわけではないことや稜線のことなど、これらの知識を意識しながら描くことでデッサンが上達したのだと思います。また平面に関しても基礎知識がとても役に立ちました。薄い色から塗ることや、細かい下書きは省略することなど、3時間・5時間という短い時間の中で完成させることにつながりました。
武蔵美・多摩美の推薦入試で思うような結果が出ず、これまでの自信を失い、しばらく予備校に来れなくなるほど体調も崩しました。しかし両親から、推薦入試は気にせず、一般入試に向けて自信を持つように励まされ、背中を押されました。周りの友人からも励ましてもらい、元気が出ました。
その後、予備校に来て絵が描けるようになり、両親・友人には感謝しています。
●入試が終わった率直な感想は?
本命である視覚伝達デザイン科への合格ができなかったので、まだどこかに少し悔いが残ってはいますが、同じくらい行きたかった学部への合格を掴み取れたことはとても満足しています。
しかし、本命に届かなかったということは、自分の努力が足りなかったということであり、その事実を受け入れて、今後4年間をしっかりと過ごしていきたいです。
私は代ゼミ在学中にある一つのことを徹底してきました。
それは、「毎日(回)、造形学校にちゃんと来る」ことです。幼稚に聞こえるかもしれないですが、意外とこれが難しいです。眠い朝だったり、学校帰りで疲れていたり、友達と遊びたかったり、少しでも気を緩めるとすぐにサボりたくなってしまいます。ですが、私は一度も自分を甘やかして休んだことは無いと断言できます。自分を甘やかさないということは、自分を律するということであり、これこそが受験生活における最重要ポイントであると思います。それができれば、自然と力もついてきて、入試本番でも自信が持てると思います。
質問とは少し違うかもしれませんが、これが私にとって代ゼミで学んだ一番印象に残っていることです。
もちろんスランプだと感じた事は何度かありましたが、その都度自分を客観的に分析し、それに対する解決策を自分で見つけ、それをひたすら遂行してきました。そのほとんどが直接的な解決にはならなかったのですが、今思い返してみると、その全てが今の自分につながる大事な経験であり、無駄なことなど一つも無かったと断言できます。
大切なのは、自分自身で問題を設定し、解決へ向かって挑戦していくことだと思います。
第一志望に合格したことはもちろん、受験校すべてに合格でき、とてもうれしいです。
センターの点数に不安があり、一般の学科試験の出来も自信がなく、結果が出るまでドキドキしました。実技を頑張ってきて本当に良かったな、と思いました。
あと、昨年はインフルエンザにかかり受験できなかったので、今年は特に体調を崩すことなく受験を迎えることができて安心しました。
私は現役と浪人の2年間お世話になりましたが、2年間代ゼミで学んで印象に残っていることは講評です。一人一人にたっぷり時間を割き、毎回丁寧にアドバイスをしてもらえたことが本当にありがたかったです。授業で一番印象に残っているのは、「一筆書きで顔を描く」課題です。あまり受験を意識しない授業で、とても楽しかったです。
私が一番辛かった時期は、先生達に「ダメではない」と言われていた時期です。どうやったらもう一歩先に進めるのか、どうやったらより良い作品を作れるのかが分からず、考えれば考えるほどできなくなる一方でした。
その時は「ダメでもいいや」と一度開き直り、色々考えるのもやめ、真っ白な状態で描いてみました。そうしたら意外と良い作品が描けたり、自分の欠点を改めて発見することができたりしました。また、時には少し休むことも必要だと思います。
第一志望の学部に合格できなかったことが残念でしたが、今は試験が終わった状態でほっとしています。これから入学する学部のことを調べたりするのが楽しいです。
以前通っていた予備校よりも多くのことを学べたことです。基本的な平面構成の技術や道具の使い方・構成のこと、特に試験問題の答え方についての考えが変わりました。
今までは何を描くか、その描くものが人とかぶるのは良くないということばかり考えていたけど、それよりもどう絵をみせるかを考えるようになってから自分の作品が変わったような気がします。
平面構成が全然安定しなかったです。
モチベーションをあげるために展示などを見に行っていました。美大の在学生の展示作品などを見て、入学できたら自分もつくる機会があるんだろうなぁと思いをはせていました。
あとは、結局絵を描くことが好きなので、家でのんびり描きたいイラストを好きな色で描いていました。
悔いはなく、やり切ってスッキリしています。
受験勉強中心の生活から解放され、好きなように時間を使えることにとても喜びを感じました。
受け身ではなく、積極的に学ぶことの重要さです。
私の在籍していたコースでは、先生から少しずつヒントを与えられ、自分で本質的な部分に気づき、感覚を身につけていくという感じでした。(もちろん、道具の使い方など、教えられるべき所はきちんと教わります。)そのため、ただ教わるという受け身の姿勢ではなく、積極的に教わりにいく姿勢が必要でした。そして、自ら気づいたことは強く印象に残り、その後の制作でうまく活かすことができました。大学は今までとは違い、自分一人でつき進んでいかなければならない場所なので、入学前にこの重要さを知ることができよかったです。
スランプはかなり多くあったので、家に帰って自分を癒せるように、テレビ・スマホなどを制限することは一切せず、自由に見ていました。あとは高校の友達と自分の頑張りをあえて比較し、まだまだ頑張れていないな、もう少しやれるな、と無理やり奮起させて立ち直っていました。
私は、推薦入試で合格しました。早い時期に合格したことで、入学に向けて自分のニガテな分野の克服に集中でき、まだまだ課題は残っているものの、実際に自分を高めることができました。
代ゼミで印象に残っていることは「製本」の授業です。今まで経験したことがなかったので、とても印象的です。
最初の工程で「ホーレン」を作ったのも忘れられません。この授業を受けてからは、普段の生活で本を手にとるたびにどうやって作られているのかと考えるようになり、物を作るほどに普段の生活の中でも色んなことに気付いたり、考えたりすることができました。
スランプかは分かりませんが、作ったことのない立体作品がなかなか進まなかったことがありました。
推薦入試で提出する作品でしたが良いアイデアが出ず、焦っていたこともあり、出だしはあまりよくありませんでした。
そこで作品のテーマをもう一度確認し、色々考えたところ、「懐中電灯で照らして作品の光の反射や影の現れ方で演出する」というアイデアを思い付きました。これは普段自室を暗くし、懐中電灯で影を落として遊んでいるのもあって思い付いたことです。普段の生活の何気ないことが、今回の困難を乗り越えたのだろうと思います。
あっという間に終わった1年間でした。
以前通っていた予備校から代ゼミへ移って、新しい先生や環境に多少の不安もありましたが、基礎から丁寧に教えていただいたので、根本から絵をまた学ぶことができたと思います。受験当日には、1年間学んだことを生かして試験に取り組むことができたので落ち着いていつも通りに描けました。努力した成果が結果に出て、とても嬉しかったです。
先生とたくさん意見を言い合ったことです。
私が納得するまで、先生は私の意見を尊重しつつ、作品をより良くしようとたくさんの意見を言ってくれました。
以前通っていた予備校では、先生が教室に常にいてくれるスタイルではなかったのですが、代ゼミではほとんどの時間、先生が教室にいてくださるので、「質問したいと思ったらすぐに聞ける」という環境が、代ゼミに通おうという決め手にもなりました。
スランプを感じたことはよくありました。
思うように絵が描けない日が1週間続いたりすると少し落ち込みましたが、そんな時には代ゼミの友達に「あースランプだー!」と言っていました。言ってみると友達も丁度スランプの時期だったりして、自分だけじゃないんだなと気が楽になって、次の週には元に戻っていました。
参考作品を見たりして考えこむより、友達から講評してもらったり、話をする方が気持ちを切り替えることが出来たと思います。