合格者と先輩の声2023


建築科




岩月

入試が終わった率直な感想は?

合格者の中に自分の番号が載っているのを見たときは、信じられない気持ちで目を疑いましたが、時間が経つにつれて実感がじわじわと湧いてきました。
試験当日の1日目は、見慣れない問題に動揺してしまったことが少し心残りです。頑張ってきた分、本番は少しのことにでも動揺してしまうのは仕方がないので、取り乱してもすぐに落ち着けるよう、心づもりしておくべきでした 。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

君たちは文章が本当に下手だと言われたことです。最初の頃は藝大・美大を受けるのに文章力は一切不要だと思っていました。しかし、文章が上手に書けるということは自分の作った作品の魅力を熟知していて、それを相手に伝えられるということだと知り、文章で見る人を引きつけたいと思うようになりました。幸い、代ゼミの先生方はどんなにひどい文章も良くなるまで何度も根気強く添削してくださるので、負けん気で納得いくまで書き直していき、コツを掴むことができました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

夏期講習と直前講習では、ほぼ毎日代ゼミに通って課題をするため、自分や仲間のぐんぐん上達していく様を肌で感じます。同時に自分の調子が良くなかったり停滞しているときは、それを嫌というほど目の当たりにします。作品が上手く作れなかったときは、先生方に講評で言われたことに加えて何がどういけなかったのかを必ず自分の言葉で文字に起こしていました。そうすることで漠然とした「できなかった」感触が薄れ、改善すべき点が明確になります。そして次の日に改善点を見返せるようにし、同じミスを連続でしないようにしていました。また、上手くいかない日が続く時は、ネガティブな感情や鬱々とした気分を引きずらないように早く寝ていました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

一緒に受験をした仲間の存在が大きいです。今年は人数が多かったため、活気があって自然と皆仲良くなりました。どんなに気分が落ち込んでいても、温かくて自然と笑わせてくれる人たちに囲まれていたので直前期もそこまでつらくありませんでした。受験生活において、同じ受験生たちと過ごす場所の雰囲気づくりも長い目で見たときに重要になってくるのだと思います。 お世話になった気さくな先生方も、相談にいつでも乗ってくださり、勉強面で心配なこともアドバイスいただきました 。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

自分の「強み」を持っていることと、苦手なことを切り捨てないことが大事だと思います。言い換えれば、長所は伸ばしつつ、苦手を克服するということです。簡単なことのようには聞こえますが、特に共通テストの勉強は絶対に切り捨てないでください。中でもやればできる理社などの科目は何としてでも高得点をたたき出せるよう、日々の演習と直前の追いこみを全力でやることをおすすめします。全力でやることが楽しいと感じられるような科目を選んでおくと良いです。また、強みに関しては誰にも負けないと思えるような分野を持っておくことがスランプや本番のときの心の支えとなります。私は、ガッツでは誰にも負けないと思っていたので、本番の心が折れそうなときも乗り越えることができました。受験までの1年は短いようで長いので、焦らず、自分の特性や自分にはまるやり方を見つけてください。

芸術学科




トウ

入試が終わった率直な感想は?

去年の12月から急に代ゼミにとび込んで、佐々木先生と出会いました。留学生として一番難しい難関校だけ志望することはリスキーですし、特に芸術学科は高い語学力を求められる専攻なので、二ヶ月の時間で受かることは不可能だと他の学校から聞かされました。ところが先生はずっと私を励ましてくれたり、受験対策の他に、芸術学科の真髄をきちんと教えてくれました。もっともプレッシャーがかかる時期なのに、先生の面白い授業の日々は、とても楽しい時間になりました。本当にあっという間でした。振り返って思えば、代ゼミでの日々は楽しいことだけではなく、人生の貴重な経験でもあります。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

短い時間においても、入試対策だけではなく、芸術学科の基礎、あるいは教養をきちんと教えてくれたことです。そのおかげで、私は勉強していた間、自分は芸術を学ぶ初心、これからどんな研究をしたいかなどのことも考えました。深く内容を勉強したおかげで、試験中難題にあっても怖くなかったし、すらすらと書けました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

最初の時は本当にバタバタしていて、何を書けばいいのかということがさっぱり分かりませんでした。毎回先生の解説を聴いた後、もう一度書き直してまた先生に見ていただきました。それでもずれることがよくあり、振り返って思えば、入試直前の間によくできたと思う小論文は一つもなかったです。しかし、最高の状態を試験で発揮できました。その時私が気付いたことは、諦めずに訓練をつめばつむほど、うまくなるということ。最後まで頑張れば、要領を身につけられるということは確かです。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

素敵な思い出は一杯ありましたが、授業の最終日のエピソードを話したいです。 先生達から一言が書かれた鉛筆をいただき、その二つの言葉は私を最後まで支えてくれたのです。佐々木先生からの一言は「最後は気持ち」です。私の試験日は連日で、最初はかなりの緊張でした。その時この言葉を思い出し、「最後は楽しんでやってください」「試験だと思うより、一つの勉強の機会として思えばいい」と先生が言う姿が思い浮かび、気持ちがすっきりしました。
青木先生からの一言は「最後まで書き切れば、なんとかなる」です。試験中の時、やはり緊張もあり、どう答えればいいのかと思う問題もありました。その時この一言は役に立ちました。とりあえず書く、そう思って書き続けました。最終は時間的にいい「しめ」を作ることができました 。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

予備校では、いい先生ややる気のある人と出会うことができます。その経験はのちに貴重な記憶となり、また自分の学力や基礎を築くことができます。準備する間、たとえうまくいかなくても、どうしても書けなくても、決して諦めないでください。うまくいかなかったことは誰でもあります。それを乗り越えれば、必ず何とかなります。そう信じていただきたいです。人生は無駄な経験がないと思います。楽しんでチャレンジしてみてください。

油画科




阿部

入試が終わった率直な感想は?

「合格」の文字を最初に見た時は「まだ描いてもいいんだ」という気持ちになったし、とにかく安心しました。
元々藝大に行きたかったので個人的には悔しいし満足はしていませんが、この2年半の受験生活は、これからの人生を振り返っても何度でも思い返すことができるくらいに密度の高い大切な時間だと思います。
支えてくれた周りの人たちには感謝しかありません。学科の成績が思わしくなく、ほぼ実技試験に頼る状況でしたが、それでも合格できたのはすごく嬉しいです。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

2学期から始まったスクラップブック作りと、作品や資料を集めて先生と何度も繰り返し面談した時期です。友達とも課題について話し合ったり、集めた資料を見せ合ったりして、1人ひとりの個性が出て面白かったのを覚えています。
この時期の課題は、自分のやりたいこと/実験したいことのイメージの具現化で考えることが山積みで大変だったと思います。けれど、理想の表現に近づけるように先生も向き合ってくれたので、都度完成する作品が着実に次の制作に活かせるようにできていたと思います。ふわっとしかないイメージと、何となくの好き、から集めた資料から凄く広いところまで関係を結び付け、先生と話し合った時間は本当に楽しかったです!


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

私は同じことを繰り返すと不調になるタイプで、スランプだからといって、少しの期間離れてみることもできなかったので、完全に絵と関係ないところで休息を取るとかはしませんでした。それよりは、映画をたくさん見たり小説とか詩を読んだりして、ジャンルを問わずに色んな情報に触れて自分のストックを増やしつつ、自分の作品にどのように繋げられるかをずっと考えていました。
新しいことから着想を得ると「私やってないこととやりたいことがこんなにあるな」って思ったり、「まだまだやれる!」と考えて気合いを入れ直したりすることができます。考える引き出しが増えたり、新しいことをしたりすると段々、自分の中で良い流れができていくのが分かってきます。
誰に何を言われたとしても、自分なりの休み方と切り替え方は大切にした方が良いと思います。休み方を考えすぎて休むことに気張ると、疲れてしまうと思います。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

代ゼミで仲良くしていた友人達にはとても支えられました。2年間の受験生活で諦めなかったのは、同じ科とか年齢とか関係なく、同じ目標に向かって頑張れる仲間がいたからです。
授業中やそれ以外の時間でも、絵や趣味のこと、とりとめのないことも話しました。同じ目標に向かうライバルとして追いつけ・追い越せと思う場面もありましたが、仲間と過ごした時間は私の成長には欠かせない時間でした。
また、制作がうまくいかない時に、できないことを慰めるよりも先に少しでも前に進ませようと、常にアドバイスをしてもらえた先生方も本当に有難かったです。
先生方のアドバイスを素直に聞けない時もありましたが、精神的にも技術的にも絵を始めた頃からここまで成長できたのは、友人や先生方のおかげだと思います。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

自分の好きなことや、理想的なイメージはあるかと思いますが、その「引き出し」は作品制作でいつでも引き出せるようにストックしておくことが大事だと思います。
実際の試験時間で1つの作品を仕上げるのは相当短いですし、制作途中で思うようにうまくいかず、完成した作品が自分のイメージしたものと違うという可能性もあります。だからと言って時間ばかり気にして自分のやりたいことを諦めてしまうと、完成する作品が寂しくなってしまうことが多くなると思います。
不安な時こそ、最初から好きな表現に向き合い、じっくり時間をかけて遠回りすることで気付けることも多いです。画面が大変なことになっても、入試まで何枚も描いてきた皆さんにとって、整えていくのは容易なので心配することはありません。
先生方のアドバイス通りに制作したほうが良いこともありますが、自分のやりたいことを諦める必要はありません。諦めたとしても、自分のやりたいことがいつかやってくるはずなので、大切にストックしておけばOKです。受験生は誰よりも頑張っています!大丈夫です!


萱原

入試が終わった率直な感想は?

実技試験では、満足する絵を描くことができました。「試験」というのをほとんど意識せず遊んでいる時のように楽しく描きました。「この絵なら落ちても受かっても良い」と思えました。合否よりも自分の中で「良い絵」と思えたことが嬉しかったです。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

代ゼミで学んで一番印象に残っていることは、楽しむことが最も重要ということです。受験が近づくとどうしても「どうすれば受かるか。」ということが頭の中を巡ってしまいます。そんなときでも先生方は最後まで「どれだけ自分が楽しんで描けるか」手が入りそうな部分を見つけて集中できるか、ということを伝え続けてくれました。美術は自由の象徴のようなものだから、受験に囚われず楽しんでやることが本当に大切だと学びました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

思うような絵が描けないと感じた時はボーっとするようにしていました。頭で考えれば考えるほど分からなくなっていたので一回何も考えないことにすることや、自分の気に入っている他の人の作品を見ることで、自然に納得するイメージが浮かぶのを待ちました。 それでも駄目なときは、とりあえず絵の具を置いてみたり意味のないものを描いたりして、強制的に描き始めることもしました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

予備校の先生も家族も友だちも、周りにいるたくさんの人に支えてもらったと思います。一日の大半を予備校で過ごしていたから先生方の支えは特に大きかったです。絵のことを何も分からなかった私に技術的なことを分かりやすく教えてくれるのはもちろん、自由にやらせてくれたり、困った時には一対一で何分でも一緒に考えてくれたことが本当に作品を作る時の大きな支えになっていました。私の絵をよりよくするために、より私の頭の中にあるイメージへ近づけるためにたくさん話してくれる先生方には助けられました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

昨年の秋にこの代々木ゼミナール造形学校に来て、四ヶ月弱で受験を迎えました。私は今までデッサンや油絵の経験をしたことがありませんでしたが、空想したり何かを作ることが好きで美大を受験することを決めました。代ゼミでは、そんな私の好きなことを自由にやらせてくれる時間を過ごすことができました。先生達もいつも的確なアドバイスをくれてさらに絵を描くことに楽しさを覚え、自由で楽しむことが一番大切なんだと分かりました。合格出来たら嬉しいのは確かです。でもそういうのもどうでも良いと思えるくらい自分の作品を作ったり、描いたりすることに夢中になれればそれが最高だと思います。きっと美術は、何年やっているとかどれだけ上手っていうのももちろん大切だけど、それ以上に楽しむことが大事なんじゃないかと今は思っています。代ゼミでは悩みながらも必ず楽しい時間が過ごせます。自分が本当に満足に近い作品を作ろうとわくわくしながらやれば、きっと結果にもつながると思います。どうか頑張る元気を持ち続けてください!


君塚

入試が終わった率直な感想は?

合格発表の直後は、ほっと肩の荷が下りた気分でした。1年間の浪人生活はかなり紆余曲折あって、中々自分の描きたいもの、描く方法が見つからなくて、私大の受験が終わるぎりぎりまで「本当にこれでいいのか」と不安だったのですが、やってきたことの最大限を出しきって、その結果が目に見える形でついてきてくれて凄く嬉しいです。現役で受かりたかったという気持ちは無いと言えば嘘になりますが、この一年を通して、より深く自分と作品に向き合って、現役の時よりも愛情のある制作が出来たのではないかなと思います。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

とにかく迷ったら行動に移すべき、ということを身をもって証明できたことが一番印象に残っています。現役の時、私は自分が今までやっていなかったこと・ものに対して「やるかやらないか」の二択で最初からつまずいていました。この問答の時間を有効に使えていれば、調べて知見を深める、研究して試行錯誤を繰り返す等々出来たはずでした。当時の私は出来ないことへの恐怖心が勝ってしまって、中々最初の一歩を踏み出せずにいました。浪人生活では、代々木公園でのドローイング授業や博物館めぐりなど、作品づくりの前工程の授業が多くあって、事前に何をすればより良い絵作りに繋がるのか、その有効さを身をもって経験できたと思います。実際に、それらの授業の後に描いた絵たちはちゃんと今後も保管していきたいと思うような作品が多いです。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

作品づくりでつまずくこと、筆が進まないことはかなり多くありました。その時は、授業の時間を今までやったことの無い仕事や題材を入れたりして、気分転換や研究に使っていました。油絵の下地で悩んでいることが多かったので、おつゆ描きしてみたり、逆に最初に分厚く下地を固めてみたり、砂地のモデリングペーストを使ったりと、色々試してみて自分が一番描き進められるものを探すということを繰り返していたように思います。その中で、私にとって描きやすくて安心できる土台が探せたので、本番で迷うことなく描き進めることが出来ました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

本当に本当に、先生方や友人に支えられた一年だったなと思います。少人数での授業だったこともあって、先生に相談したり同期と話す時間がたくさんあって、自分の悩みや不安な気持ちを自然な形で外に出すことができました。具体的なエピソードというよりただの日常なのですが、気が滅入りそうになるくらい変わらない毎日を少しでも彩りのあるものにしようと試行錯誤してくださった先生方、しんどかった日に一緒に買い食いして、たわいもない話をしてくれた友人たちにとても支えられました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

どうしても時間は有限なので、割り切って最大限に時間を有効活用しながら作品制作に挑んでみてください。まずは自分と、自分の作るものに自信を持つことが大事だと私は思っています。一年というのは思っていたより短いので、自分の精神安定の期間を設けておくと良いかなと個人的に思っています。直前一カ月は描き方を変えずに続けるとか、使う色をある程度決めておくとか、決まりごとがあると自分の安心材料になるのでおすすめです。迷うものを少なくしておくことで他の所へ気を配れるようになって、それが絵の自信と心の余裕に繋がるかと思います。頑張ってください!応援しています☺


佐藤

入試が終わった率直な感想は?

戦いから解放されてとても安心したのが大きいです。入試では実力を出し切ってきたので、この結果に悔いは無いです。入試直前は忙しかったので、体をやっとゆっくり休められるのが嬉しいです。腕がなまらないようにじっくり絵を描いて、休みを過ごそうと思っています。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

筒状のキャンバスや折りたためるキャンバスで制作したときがとても印象に残っています。
作品制作と一緒に作品の展示方法を考え、最後に作品のプレゼンをする授業だったのですが、とても新鮮で楽しかったです。自分の絵について考えるとてもいい機会でした。
浪人生のうちにこの課題をやれてよかったと思っています、大学生活では、もっと自分の絵について考える機会が増えると思うので、この経験を生かして、より良い絵を作れるよう頑張りたいです。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

毎回思うような作品が作れないと感じていました。毎回不安でつらかったので、どうにか安心できるように着地点を探すことをしていました。着地点を増やしていくと、いつかこんなものでいいかと言いきれるようになったので、それでその場しのぎをしていました。まだ思うような作品を作れたことはないので、大学で頑張りたいと思っています。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

代ゼミの同輩や後輩です。毎日他愛のない話ができる仲間がいたのはとても支えになりました。受験前もいつも通り話していたので、緊張にのまれることなく前日をすごせて、とても助かってました。作品についても話し合ったりして、切磋琢磨しあえたのもよかったです。それと油画科の先生方にもお世話になりました。体調が悪い時など気にかけてくださって、とてもありがたかったです。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

自分の好きなものや好きなことを言語化したり、好きなものを手元に集めたりするといいと思います。自分の好きなものはだいたい絵に練り込めるので、どうにかして好きなものを描いてやるという目的を持ったりするとモチベーションが上がるし、絵の方向性が固まったりするので、オススメです。 あとは、体調管理に気をつけて、精一杯頑張ってください!


齋藤

入試が終わった率直な感想は?

自分なりにしっかりやり切ったと思います。
後になってこうするべきだったと思うことはありますが、僕はその時々でできる限り最善の判断をしたと思っているので、悔いはありません。僕は秋まで部活をやっていたので、他の人より描く量は少なかったですが、その分、運動部である僕なりの視点から日常を観察するようにしていました。その成果もあって合格できたのでよかったです。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

芸大の二次試験の対策期間です。私が自分の作品に対して最も本気で考えた期間で、一番成長した期間だと思います。先生方も本当に親身になって私の作品について考えてくださって、私に合ったアドバイスや提案をくださいました。その時に教えてもらったことは感動することばかりで、私は絵画についてまだほんの少しのことしか知らないのだということを実感しました。本当に充実していて楽しい期間でした。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

枚数を重ねるごとに、何を描きたいのか分からなくなることがありました。
また描くこと自体が楽しくないと感じることさえありました。好きなモチーフのはずなのに、描くことが苦痛で楽しくなく、今思えば好きなモチーフを全く同じ表現で描き続けていて、それに飽きてしまっていただけなのだと思いますが、そういう時は、思い切っていつもと違う動きをするようにしていました。そうすることで同じモチーフでもいつもと違う表現ができて描くことを楽しめましたし、視野が広がって新しい発見をすることもできました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

受験の期間は本当に気持ちが不安定で、自分のことばかり考えていて周りの人にたくさん迷惑をかけていたような気がします。それでも支えてくれた予備校の先生、家族、親友にはとても感謝しています。さらには、僕にいろんな経験をさせてくれたサッカー部の仲間や、美術部の先生、担任の先生など今まで関わった全ての人にお礼を言いたいです。その人たちのおかげで今の自分と、自分の絵があるのだと思います。本当にありがとうございました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

受験のときに描く絵は必ず他とは違う、自分だけの絵でありたいと思っていました。だから自分はどんなものが好きなのか、何が特徴なのかということばかり考えていました。でもその考え方は間違えていたと今では思います。なぜなら、自分が描いたならどんなに自分らしくない絵でもどこかに自分の要素があって、それが自分の絵なのだと知ったからです。つまり、自分の好きなことを極めるのでなく、好きだから結果的に何かを極めたことになるのだということに受験が終わってから気付きました。
だから、一枚一枚何かに挑戦して絵を描くことを心から楽しんでほしいです。それが合格への近道だと思います。楽しんでください。

日本画科




佐藤

入試が終わった率直な感想は?

結果発表まで終わった感覚がありませんでした。合格した際も実感が湧かず、合格通知書を受け取ってやっと終わったことを感じました。
試験に関しては少し悔いが残ることもありましたが、最後まで諦めずに描き続けることができたのは良かったです。試験のことはずっと考えていましたが、試験後のことは全く考えていなかったので変な気分でした。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

美大を目指している人しかいない空間で日々制作することが自分にとっては刺激的だったので、空気感が一番印象に残っています。こういった肌でしか感じることのできない体験や、先生方の親身な指導、人物着彩、生きている動物を実際に見て描いたことが印象的でした。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

自分の制作したい作品に自分の技術が追いついていないと日々感じていました。他の受験生に負けない為には技術面だけでなく別の対策も必要だと思ったので、まずは自分の弱点と強みを理解することが大事だと思いました。そうすることで手数の取捨選択の判断が的確になっていくのを体で感じました。
また、一枚一枚の課題を毎回本番だと想定してこなすことやタイムスケジュールは常に3、4個パターンの用意をしておくこと、たまにリフレッシュの時間を確保しておくことで制作が捗るようになりました 。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

一緒に代ゼミに通っている友人の存在はとても大きかったと思います。昼食休憩時の雑談や絵の相談は良いリフレッシュになりましたし、「自分も頑張ろう」と思えました。朝起きるのが億劫な時も力になりました。
また、好きなアーティストの曲を聴くことも個人的に大きな支えとなりました。他国語の曲を聴いて歌詞から他国語を勉強することが息抜きだったので、そういった息抜きはかなり大切だと思いました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

未来が不透明で毎日不安だと思いますがその分努力をすれば大丈夫です。
自分を信じることはとても難しいですが、その不安の倍の量の練習を重ねれば、過去の頑張りが自分を後押ししてくれると思います。
切羽詰まっている時には一度今までの絵を見返すことで冷静に客観視することができると思うので、少し立ち止まることも必要だと思いました。 辛い時こそ踏ん張らなければならないですし、「遊んだり楽して生きるのはこの先いくらでもできるから今たくさん頑張ろう」と、自己暗示をかけると少し楽になります。頑張ってください!

デザイン・工芸科 私大コース




花田

入試が終わった率直な感想は?

ひと先ず、昨年よりも高いクオリティで作品を仕上げる事が出来て、ひと安心しました。
試験中落ち着いていつも通りに制作できたのも良かったと思いました。 しかし当日に色を急遽変えてしまったりとタイムロスをしてしまったのは反省 点かなと思いました。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

平面構成の際、様々な画家さんやアーティストを紹介していただきながら教わることができたのは、自分にとって良い刺激になりました。
また。友人と見比べたり影響しあい成長できたのも良かったです。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

自分が好きなアーティストさんの作品を繰り返し見たり、近しい雰囲気の作品を検索したりしました。 過去の自分の作品を振り返ると自信になってたもするので、頻繁に振り返らずなかなか思うような昨日が作れない時にするようにしていました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

ご指導してくださった先生方は勿論のこと、親にも感謝していますが、振り返ってみると、友人の存在が大きかったなと感じます。ふとした時に話したりできる人の存在は受験日当日でも心の支えになりました


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

平面制作において情報収集はとても大切なので、日々アンテナを張ることが大事だと思います。また日頃から自分の好きなカラーパレットのバリエーションを考えておくと、いざという時の安心材料になるのでお勧めです。


RK

入試が終わった率直な感想は?

全体的にやり切ったと潔く終わることができた試験はなかったです。もっとこうしとけば良かったと思うばかりで、次の試験に支障が出ないように切り替えるようにしてました。
あとは試験時に途中退室してる人なんていないと思っていたらいたのでそれが一番驚きました。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

自分は初動で悩みすぎていましたが、自分が感じたいと思うことを作品にストレートに反映するように考え方を改めることが出来たことが大きいと思いました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

常に感じていました。悩みながら作られた作品はほとんど上手くいきませんでした。作品を作る上で、とにかくデザイン関係なくいろんな経験をして、様々な作品、デザインの種類や方法を知って、知識を増やすことが大事だと強く思いました。また、気に入ったものをオマージュして、そこから自分らしく新たに発見して作るというのも勉強になると思います。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

先生方には教えてもらった以上に新たに発見させてくれるように導いてもらいました。
まず基礎から、そしてただ受験の型ではなく常にデッサンの本質を捉えられるように教えてくださいました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

個人的に好奇心(探究心)、観察力、継続心は今後制作していく上で重要だと思うので、日常生活において色々気にしていたら作品づくりや自分の考え方に良い作用をもたらしてくれると思います(^○^)あと好きという気持ちは創作には一番大切なので、その気持ちだけは失わないように。ファイトーヽ( °ω° )/


松浦

入試が終わった率直な感想は?

普段できる以上のことをしよう、と意気込んで臨んだ二回目の入試では、どの試験もやりたいことの90%くらいで留まってしまいました。
この一年間、かなり精神的に不安定だったためか、少し詰めが甘くなってしまったように思います。ただ第一志望に合格できたことはよい自信になりました。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

見せ場を見てもらえるように、自分のできる工夫をなるべく多くするということです。作品の見え方は、見る人のバックグラウンド、気分、置かれた場所、周りに誰がいるかなど、作品を取り巻くあらゆることに影響されてしまうと感じています。その中で自分の主張を通すのは、本来ほぼ不可能と言ってよいほど難しいことなのかもしれません。 それでもわずかに残された手掛りを最大に活かすことで、やっと少し振り向いてもらえるのではないでしょうか。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

もう一年浪人すると決めてから入試まで、やる気が底をついたまま一年間を過ごしました。実際のところ、これは今でもまだ解決していないと感じています。そう簡単に治るものではないと思いつつも、悶々と考えながら、作品を作ることを辞めずにいたおかげで、合格できたのではないでしょうか。


金子

入試が終わった率直な感想は?

率直に言って、やり切ったと思います。この約8ヶ月間、自分のできる限りのことをしてきました。3月の春期講習会でほとんど初めてデッサンを習ってから、昼間部の授業にほとんど休まず通いました。週2日は学科の授業を受け、週末は模試の復習に当てていました。
また志望校のオープンキャンパスに行き、入りたい学科の先生に過去問について作成した作品について講評をお願いし、伝える能力も画力もまだ足りないというコメントをいただきました。しかし受験までにどういうところを伸ばすべきかわかり、「受験まで残りの期間で絶対に見違えるような作品を描けるようになってみせる」という気持ちが湧いてきました。また受験に当たっては、アピール文の提出が必要でしたが、石川先生に何度も読んでいただき、アドバイスをもらいながら自分自身を見つめ直し、最終的にありのままの自分が伝わるアピール文を書くことができました。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

どの先生方からも、「もっと出来そう」、「どんどん実験(様々な描き方を試すなど)してみて」といつも前向きにさせてくださる言葉をかけていただいたことです。
「美大に行こう」と決心した時、正直「本当に私なんかが美大に行けるのだろうか」と不安に思っていました。ですがいつも親身になって、そして楽しく教えてくださり、いつの間にかそんな不安は消えていました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

推薦入試に向けて、テーマに沿った道具をデザインする練習を繰り返していた時、テーマに見合う道具を作ること、描くことが想像以上に難しいことに気づきました。なかなかアイデアが出ず、時間だけが過ぎていく時もありました。そんな時、アピール文を書くために自分が何者なのか、自分は何がしたいのかを考える機会がありました。その過程で日頃意識せずに行っている自分の特技、個性を見つけました。すると自分の個性を活かしながら、テーマに沿った道具をデザインすることが少しずつできるようになりました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

日頃教えてくださっている昼間部の先生だけでなく、夜間部の先生が私の作品を見て、「この作品かわいいね、色がいいね」と言ってくださったときは、とても嬉しかったです。代ゼミの先生方全員がコースを越えて応援してくださっているような雰囲気がとても支えになっていました。また、入試課題として出そうなテーマの制作で物のデザインをくり返していたとき、完成した作品を両親が「最高だよ、実際に使ってみたい」と言ってくれました。毎日2人の喜ぶ顔が見たくて、作品づくりを続けられたのかなと思います。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

現役生の頃、私は美大を目指すことは考えておらず、根っからの理系でした。ですが物のデザインにはもともと興味がありました。担任の先生に薦めていただいたこともあり、入試直前になって美大を受けてみたいと考えるようになりました。デッサンについては初心者で「とりあえず受けてみよう、新しい自分が見つかるかもしれない」と考え、1つの大学受けてみました。入学試験は自分が想像していた以上に楽しく、合格には届きませんでしたが、手ごたえを感じる結果でした。この経験から、何事においても挑戦してみることは良い意味で自分の期待を裏切ってくれることだと考えるようになりました。今、志望校合格を掴み取るために頑張っている受験生の皆さんには入試の前日まで色々な体験・挑戦をして欲しいと思います。


伊藤

入試が終わった率直な感想は?

第一志望の多摩グラは、少し悔いの残る入試でした。初日ということもあり、会場の雰囲気にのまれてしまい、焦りが生まれたと思います。思うように手が動かない時間が長くなってしまいました。しかし、それ以降の入試では、気持ちが吹っ切れ、心に余裕ができ、自信をもって終えることができました。今となっては、多摩グラで失敗したことも、良かったのでは、と前向きな気持ちです。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

土日コースの明るい雰囲気です。一年生の冬に初めて講習を受けたとき、生徒さん達の真剣な表情や厳かな教室を見て、想像していた予備校通りの雰囲気に少し恐れつつ、春からの土日コースに入学しましたが、講習の雰囲気とは一変、とにかく楽しく様々なことに挑戦できる時間でした。私の中で予備校のイメージが一変したあの瞬間が、特に印象に残っています。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

僕は、制作のプロセスをガラッと変えてみることをオススメします。自分に合わないやり方は、改善しようとすればするほど沼にはまってしまいます。先生の言うことを聞くことも大切ですが、時には新しいことにチャレンジすることも良いと思います。例えば私は、デッサンにおいて、アウトラインを先にとることはしない方が良いと言われていましたが、丁寧にアウトラインを探し、ねりゴムで薄くしてから始める方法をとるようにしてから、制作スピードと完成度が上がったと感じています。合うプロセスは人それぞれなので、色々と模索してみてください。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

一番心の支えになったのは、やはり土日コースの仲間達です。特に誰ということもなく、全員一人ひとりが、私にとって必要不可欠な存在でした。
授業中には、それぞれの作品を評価し合い、休み時間には気兼ねなく会話をする。些細なことですが、これができる仲間がいるということが、かなり大きな支えとなりました。受験後でも、全員でご飯に行ったり、遊んだり、本当に仲の良い学年だったと思います。先生含め、土日コースの仲間達が、私にとって一番の支えでした。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

少しでも不安だったり、分からないことがあったら、すぐに先生や卒業生の方たちを頼ってください。試験まで、自分らしさはもちろん、他の作品からもたくさん吸収して追求し、時には一息つくことも忘れず、後悔のない受験になることを願っています。頑張ってください。


柴田

入試が終わった率直な感想は?

早く合格したい!と思いながら受験勉強していましたが、いざ終わると淋しい気持ちになっちゃいました。
第一志望の学校に行けたのはすごく嬉しいけど、もう少しここで己を磨きたかった気持ちもありますね。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

デザインが持つ力の大きさについて教えてもらったことです。
一時期、必要以上にマイナスなイメージの作品を作る傾向があったのですが、先生に「デザインは受け手の意思や行動を左右する、そこに責任を持たなくてはいけない」と仰っていただいたことが印象に残っています。この予備校では、単なる受験に必要な技術以上のものを学べたように思います。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

自分が完全に満足するような作品はずっと作れませんでした。常に気に入らないところがあったのですが、だからこそ一歩一歩進めたんだと思います。苦しいときは、(人に迷惑をかけない範囲で)多少の自分勝手を許すのがコツです。わたしは普段しないような格好をして外に出たり、知らない道を歩いたり、自分にとってイレギュラーな行動をすることで心を落ち着けていました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

あらゆる人たちに支えてもらった美大受験でしたが、あえて挙げるとしたら母です。迷惑も心配もたくさんかけてしまいましたが、それでも最後までわたしの力になってくれたことが本当にうれしかったです。家族でなくても、自分の話を聞いてくれる人やものがいると救いになると思います。
すべての先生方が最高の恩師です。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

あなたのことを心から応援しています。
美大受験には、苦しいことも、傷つくことも、たくさんあります。どうしようもなく苦しくなったらすべてのことから逃げ出して大丈夫です。その過程であなたが身につけたものは、決して無かったことにはなりません。
本当に本当に本当に本当に、あなたの全ての幸せを願っています!


髙木

入試が終わった率直な感想は?

試験を受けている時は、無我夢中でやっていて、終わった瞬間にドッと疲れが押し寄せてくるのを感じました。けれども試験自体は緊張よりも楽しい気持ちで臨むことができて、良かったと思える受験でした。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

クラスの中の雰囲気の良さです。美術の予備校は怖いイメージがあったので、驚きました。先生方も友人も気さくな方々で楽しく継続できました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

本番ぎりぎりまで自分の作品に自信が持てず、制作するにあたって周りの人のアイデアを見ては悩んで最後まで完成できないことが多くありました。本番直前まで不安は持ったままでしたが同時に「自分が持っている力を出し切ればどんなに不格好でも自分の中では正解」この意識を持つこともできました。完璧にしようとする癖が良い感じに緩和され、スランプを受け入れられたのかなと思います。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

大前提で母親と父親の存在がありますが、絵や美大に対する悩みを支えてくれたのは先生方、特に熊谷先生と板倉先生です。色々不安定な自分でしたが、自分の得意と思われる部分を後押ししてくれたり、何度言われても直せない自分に諦めずに接してくれたりとてもうれしかったです。その支えがあったから、楽しく続けられたし、受験も辛かったけれど一度もやめようとは思いませんでした。結果今に至ることができました。 感謝しかないです。ありがとうございました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

今たくさん悩んでいたとしても、最後まで諦めずに続けてほしいです!!どんなにブレブレでも決断が困難だとしても最後までです!!
そうすれば受験の最中は辛くて苦しいかもしれませんが「楽しかった!!頑張った自分!!」と言えると思います!!そうなれば満点の受験だと思います。悔いが残らないように自分が選ぶことを信じて頑張ってください!!


村崎

入試が終わった率直な感想は?

私なりに出来ることをやり切ったと思っています。
なぜ受かることが出来たのか今だによく分かっていない上に、本当に合格したのか今でも疑う時があります。4月の時の自分が想像できません。3月いっぱいは解放感に身を任せようと思っています。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

代ゼミに通い始めて印象に残っていることは、友達が出来たことです。1人じゃ投げ出したくなるようなことも、一緒に頑張ってくれる人がいれば続けられるし、お互いに励まし合っていれば落ち込みすぎなくてすむので、友人って大切だなと思いました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

これは受験の終わり際に気がついたことですが、「アイデアがでない」「まとまらない」「集中できない」は基本的に寝不足でした。もちろん例外もありますが、寝た日と寝てない日の差は大きかったと思います。
あとはリフレッシュして切り替えることと程よく忘れることだと思います。
私は満足のいかない作品をつくった時は良くなかった所は紙に全て書いてすぐに忘れて推しを見てました。反省点は次の作品をつくる時にだけ紙を見返してました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

石川先生…一番分かりやすく説明してくれて「先生に質問すれば大丈夫」という安心感がありました。会話してて楽しかったです。
津村先生…先生が「大丈夫」って言ってくださるのが一番安心できました。「自分より津村先生の言葉を信じよう」と常に思ってました(笑)
安孫子先生…ずっとおもしろい先生でいてくれて大好きでした!作品に関して、何かチャレンジしたい時、一番に背中を押してくださっていました。
友だち…友達に会いに来るのが楽しみで通ってたところあります。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

本番が近づくにつれて、プレッシャーだったり不安だったり様々な思いがあると思いますが、思いつめてもどうにもならないので、『なるようにしかならない』精神で、目の前の課題と戦ってください。
集中してたらその内終わります。応援してます。


内山

入試が終わった率直な感想は?

入試が全て終わり、今までのことを振り返った瞬間、ずどんと疲れを感じました。けれど同時に、こんなに疲れるほど自分は頑張れたと嬉しくなりました。とりあえずほっとして、これから何をしようかうきうき考えてました。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

講評の時間は、自分だけでなく他の人へのアドバイスも聞けるので、一番学んだことが多い時間で、発見も多かったので印象に残ってます。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

もう少しで受験だと感じてきた頃に、あせりや不安から自分の作品に自信が持てないことがありました。その時は、一旦画塾や作品のことを忘れて違うことをしようと休んでみたのですが、逆に不安になってしまったので、いつも通り、代ゼミには行って、けれどもう少し気軽な気持ちで過ごそうと意識していたら、気付いたら乗り越えてました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

塾が終わり、夜遅くに疲れて帰ると、自分用に温かい状態で夜ご飯が用意されていることが本当にありがたく、両親に支えられているなと思いました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

不安を感じる時期は、ほとんど全員にあると思うので、自分だけだと思わず、少しだけ気楽になっていつもどおりのスケジュールをこなしていけば絶対に自分の頑張りを実感できて、自信を持てるようになる時が来ますよ!!!冬期や入試直前で本当に気分が上がらない日は、午前だけ休んで午後から行くのがおすすめです。


武士田

入試が終わった率直な感想は?

色々と大変なこともありましたが、無事合格することができて、とても嬉しいです。入試直前まで塾でデッサンや平面構成の練習をすることができ、本番でもやりきることができたと思います。共通テストが自分の思うような結果でなかったので、もう少し勉強すべきだったと思います。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

夏期講習が特に印象に残っています。1学期にやってきたことが積み重なってうまく形として出せるようになり、夏期講習を通して1つ前進することができたと感じました。描いていて楽しいと思うのが一番多かった時期でもあります。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

思うように作品が作れないことはかなりありましたが、その中でも冬期講習では特にうまくいかず、落ち込むときもありました。しかし、落ち込んでいても何も変わらないのでとりあえず手だけは動かし、今までの反省などを見返して、1つ1つの作品を完成するようにしていました。どうしても気分が上がらないときはおいしいものを食べて気分転換していました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

家族がいつも私を支えてくれました。講習のときなどは毎日母がお弁当を作ってくれたり、勉強のことで悩んでいたときも相談に乗ってくれました。父は試験日などの荷物が多いときに送り迎えをしてくれました。私がベストな環境で受験に挑めたのはまぎれもなく家族のおかげで、感謝の気持ちでいっぱいです。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

受験まであと1年と思っていてもあっという間に過ぎていきます。
私は受験が近づいてきたときに気持ちが焦ってしまい直前まで不安でしたが、自分を信じてやりきることができれば大丈夫だと思います。
頑張ってください。


鈴木

入試が終わった率直な感想は?

志望校に合格できた喜びと、もう少しあがきたかったという気持ちが半々です。自分は実技未経験、普段絵を描かない状態で高3の6月に代ゼミに入ったので、友人と比べるとデッサン・平面構成ともにまだまだだったなという気持ちです。ですが、初心者である自分を合格できるまでにサポートしてくださった先生方には本当に感謝でいっぱいです。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

デッサンにおいて、モチーフをよく観察して、感じたままに手を動かすということです。デッサンの右も左もわからないときはなにか正解の描き方があるのではないかと考えていましたが、実際には試行錯誤とその経験の積み重ねによって個々人の描き方が生まれていくのだと気づかされました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

ほとんどの時期でそうでした。
僕はモチーフを長時間観すぎてしまうクセがあり、どうやったらモチーフの特徴を最大限活かせるか毎回考えこんでしまっていました。試験も毎制作もタイムリミットがある中で、いかに時間内に完成できるのかが問題でした。先生の「最初に思い浮かんだ1つの案を最大限よくする方法を考えてみなさい」というアドバイスで、最初に浮かんだ印象から作品を作ることができるようになりました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

入塾当初からずっと指導してくださった安孫子先生、津村先生には本当に感謝しています。初心者の自分に根気よく褒めて伸ばしてくださり、自分の好きなように楽しくデザインを学ぶことができた代ゼミの環境は快適で、最適でした。石川先生には主に入試直前期に、自分の制作スピードをふまえどう試験で戦うか一緒に考えていただきました。先生のおかげで、すべての試験で時間内に描き切ることができ、感謝してもしきれません!


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

実技勉強を始める時期、他人との成長スピードの差で不安になることも多いと思います。(自分もそうでした)
そんなときに西村先生が僕におっしゃった言葉を共有します。
「人生という長いスパンで見れば、なにかを始める時期に早い遅いはなく、思い立った時期が正解だ」
また、美大受験は実技だけでなく、学科試験もあります。かけられる時間と自分の能力とを考えて、割合を考えましょう。自分は共通テストの点数に助けられました!みなさん最後まで楽しんで頑張ってください!応援してます!


今津

入試が終わった率直な感想は?

総合型では受かる自信が本当になかったので4月から大学生になれるという実感がわきません…私はみんなよりも少し早く受験がおわったので代ゼミに来る回数も少し減ってしまい寂しい気持ちもありましたが、なによりも合格できたことがとてもうれしかったので先生方には感謝の気持ちでいっぱいです!


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

夏期講習期間の授業は初めて多摩美の入試過去問の絵を描いたのですごく印象に残ってます。1日中代ゼミにいることになるので確実に実力はあがると思います。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

入試対策をやっていた時に、焦りや不安もあり試験を意識しすぎた作品になってしまいあまり自分の世界観だったり、思うように描けなくて先生にも講評で注意されたことがありましたが、焦らず講評でほめられた言葉や作品を見返して初心に戻りながら自分が思うままに怖がらず楽しく描いていれば問題ありません!


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

総合型の時に作った作品や入試対策の事で代ゼミの先生方には大変お世話になりました!私は普通科の高校に通っていたため、周りの友達に美大受験をする人がいなかったのでよく絵をほめてもらえたり、モチベーションを上げてくれました(笑)一番自分のことを支えてくれたのは両親です。美大受験をすすめてくれたのも両親なので本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

もし、総合型選抜を受けようか少しでも迷ってる方がいたら自分への挑戦として受けてみることをオススメします…!私も夏期講習終わるくらいまでずっと悩んでいたので(笑) 先生方は優しいので親身になって相談に乗ってくれるはずです!それとがんばった日には自分のことをたくさん甘やかしてください。原宿にはたくさんの物があるので帰りに好きなお菓子を買ったり、時にはスタバを飲んだりなど…(笑)どうぞご自愛ください!!