みんなのしごと
10月20日(日)の『中高生のためのみんなでデザインする話』では、講演内容に関するアンケートを実施しました。アンケートへのご協力ありがとうございました。参加していただいたみなさんの、すばらしい感想の一部を紹介させていただきます。


みんなの感想



●参加してよかったと思います。先生方、貴重な時間をありがとうございました。稲田先生の自動車の話は分かりやすく、デザインを仕事することの楽しさが伝わってきました。寺山先生の個性についてのお話は、とても心に残りました。これからも、もっと外の世界に目を向けていきたいです。

●高校に入学して、周りのみんなの個性の強さに圧倒されてしまいました。私はこれといった自分の個性を持っていなかったので何か持たないといけないのかなと思ったこともありました。しかし、今回の寺山先生の話を聞いて、デザインとは対象物を観察し、何を吸収するか?であることがわかったので安心しました。自分の個性をのばしていきたいです。

●進路などの話ではなくて、寺山先生の世界で、お話しして下さったので、とても気持ちが伝わっておもしろかったです。自分のいきたい分野や世界ではなかったのですが、考え方などの参考になったので、とても良かったです。

●私は、これからの新しいデザインをしようと考えていたのですが、どちらも昔のものから学ぶ精神があって、面白いなと思いました。同じデザインでも工芸工業と視覚伝達では考え方が違うので、どちらが自分に合っているかということを考えたいです。なかなかない機会だったので、貴重な体験ができて有難かったです。

●2種類の話を聞いて、内容は異なっていたけれど、デザインの根源にあるものや、創ることに対しての興味、愛情をものすごく感じました。デッサン頑張ります。ありがとうございました。

●高校3年生のこの時期に聞けて良かった話が沢山ありました。多摩美の説明会や講演はよく聞いていたのですが、武蔵美の先生方の話はあまりうかがっていなかったので、良かったです。

●デザインというとハイレベルで近寄りがたく思っていましたが、中等科の時に美術の先生が身の周りの物は全てデザインされたものだという話をしてくれて興味を持ちました。今は読書好きから発展して文学と美術の関係に注目して作品を作りたいと思っています。今回は本についてのお話しを聞けたのが一番良かったです。本のカバーデザインだけでなく文字のデザインについて知れたことが印象的でした。

●工芸工業のデザインについて車のデザインを元に聞きましたが、仕事に使う道具へのこだわりやデザインについて、いろいろと学ぶことができました。視覚伝達の本のデザインについては本の表紙等以外にも文字のデザインなど本が好きだったので、学ぶことができてよかったです。また先生の人生話も聞けてよかったです。

●デザインの話を1から聞くことができていい経験になりました。車と本、全く違ったデザインですが重なる部分も多くあった。かなり難しい話でしたが楽しかったです。

●どの学科を受験しようかたくさん悩んでいましたが、もっと悩むことになりそうです。どの学科も楽しそうで興味深いことがたくさんで、本当に悩みます。

●今回のお話をきいて、よりデザインの勉強をしたいと思いました。印象に残ったのは、個性(※美しさ)とは自分の内じゃなくて、世界の方にあるんだということです。アイデアがでない時はこういうことなんだなと思い、世界にあるさまざまな個性をみつけていこうと思いました。

●普段聞かない分野の話だったので興味深かったです。グラフィック志望なので視覚伝達の先生のお話しをきけたのは貴重でした。在学生のポートフォリオを見ることができたのが嬉しかったです。タイポグラフィの奥深さも聞けて楽しかったです。工芸工業の話も、車のエスキースを見られて感動しました。手書きとは思えない程うまくて驚きでした。

●美大に入りたいです。やりたいと思うことをやりたいようにする、と言うのと、対象を知る事の話が熱かった。ありがとうございました。

●寺山先生のお話で今まであまり意識した事のない文字について考える事ができました。文字の歴史などを通して書体や文字の大きさがもたらす影響について興味を持ちました。

●自分が専門的にやりたいデザインだけでなく、異なる分野の話が聞けたのはとても良かったです。例え違う分野でもどこかでつながっている部分があり、それを理解できる良いきっかけとなりました。また他の新たな分野のお話を聞いてみたいです。

●身近な製品について私達の見えない所でどのようなやりとりが行われ製品が生まれていくのか知ることができた。いままで以上に身の周りの物に目を向けてゆけるように思った。

●今まで自分があまり考えていなかった話を聞けて、とっても興味深かったです。自動車会社でどういう事が行われているかなんて聞く機会がないので、貴重な体験でした。話の中での、自分が成長していくためには自分の経験を通して大きくしなければ、たくさんのことを吸収も、出せもしないという話がとても印象深かったです。

●2人の先生を共通して感じたのは、デザインの分野というのが限りなく広いということと、今あるものを追いかけていてはダメで自分なりのビジョンをもつことが大切だということでした。本の包装や車のデザインひとつとっても多くの人が関わっているし、深みがあるなぁと思いました。

●自分が使える知識を増やしていって、経験と合わせて知識を使っていきたいです。今は自分の興味が色々な所に散らばっているので、整理しつつ、その興味を大切にして知識になればと思っています。

●ぼんやりですが、自分の将来が少し見えたような感じがしました。“今の自分に何が必要で、これからどんな能力を身につけなければならないのか”やっぱりデザインの仕事につきたい!!と強く感じました!

●視デ、工デの先生で共通して“これまであったものの延長線上のものを作っていては、享受する側はそれで良くても、何も変わらない”ということをおっしゃっていたのが印象に残りました。あとは色んなことにもっと積極的になって、貧欲に物事を取り入れていきたいと思いました。何十年もかけて何かが分るようなことがあると良いなぁと思います。

●元々関心の強かったプロダクトの詳しい話を聞けて良かった。制作の過程だけでなく、デザインに対する姿勢やデザイナーとしての有り方など、それ以前の考え方、心構えなどの面白い話も聞けた。