合格者と先輩の声2022


油画科




鈴木
入試合格再現作品など

入試が終わった率直な感想は?

藝大は1次も2次も、今自分が描ける最大限のものを出したから、これで落ちたらしょうがないと思える作品を作ることができました。2次の油絵は特に、終わった時自分の絵を見て、最高のものが描けたとか、完璧な作品だとかは全く思わなかったけれど、今の自分のレベルでやれることは全てやったと思いました。1年間の浪人生活を思い返しても、ブレブレで右往左往して、全く定まらなかったけれど、しっかり遊んで、色々なものに触れて、影響を受けて、たくさん失敗して、悔いはない浪人生活だったと思います。後から振り返ると、意外と一貫していたりもして、面白いです。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

現役時代に、光の影響を見るために夜に先生とマネキンをかついで外に出て、街中で写真を撮りまくったことです。1枚の絵のためにこんなことまでしてくれるんだとびっくりしました。モチーフを作るため、絵のためなら図々しくなれるということを学びました。あとは、藝大1次の直前の、デッサンしかやらない2週間くらいの授業です。毎日1.5枚くらいずつデッサンをして、山ほど失敗するけれど、技術は上がっていくから、どんどん自分を超えるのが難しくなっていくというのが地獄でした。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

私の場合、最後の最後まで自分の一貫した画風や、描き方を見つけられなかったので、自分の中の流行り廃りであんなことをやってみたり、こんなことをやってみたりとブレブレでした。自分の中で一貫したものがなく、良いと思うものも作れない、過去の絵を1枚も肯定できない、全てが真似に見える、というのがすごく辛かったです。だから、定期的に自分の過去の絵を見返して、表面的に変化している所ではなく、無意識のうちに一貫しているものや、これは自分のものだと思えるものを探したり、自分の持ち味は何かということを改めて考えたりしていました。自分の絵が好きになれなくても、けなすのは簡単なので、ほめる努力をすると良いと思います。自分の言う事は信用できないので、先生と話して、私にも良い所あるじゃんと再確認したりもしました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

日本画にあこがれて油画科から日本画科に行くことを匂わせたり、映画にあこがれて映画の専門学校に行くと言ったり、ジブリパークがあるから愛知へ行くと言ったり、藝大一本はやめると言ったり、油絵具は使わないと言ったり、あれやこれやブレブレですぐ影響を受ける私の言い分を、何言ってるんだと一蹴したりせず、丁寧に話を聞いて、私の中でケリがつくまで待っていて下さった油画科の先生には感謝しています。一度思考が負のループに入って絵もうまくいかなかった時、このままじゃまずいとストレートに言って引き止めて下さったのは本当に有難かったです。また、今年は代ゼミ内に友人ができて、下らない話や、趣味の話や、愚痴などを話すことができたのも本当に助かったと思います。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

私個人の意見で、油画科に限った事かもしれませんが、先を考え続けることは大事だと思いました。受験はつまらないけれど、課題があるから楽です。 でも、課題がなくなった時、自分は何を作りたいのか、何を表現したいのかという事を楽しみに考え続けるべきだと思います。私は浪人の1年で、色々なものに触れて、表現の手段は絵に限らずたくさんあるという事を学びました。だから、立体をつくる気持ちで、映像をつくる気持ちで絵を描く、頭の中だけは受験絵画の枠を超えようと努力していました。先生は今の自分のためになる事を言ってくれますが、それに従うだけじゃ先に進めないと思います。合格をゴールにしない事が、大学に入ってからのバイタリティにつながるんじゃないかなと思いました。


KI

入試が終わった率直な感想は?

安心しました。春から大学生になるのが楽しみです。
でも不合格や補欠だった大学もあったので、タマビに進学することには満足ですが、自分の実力不足を感じているところもあります。色や絵の具の付け方を工夫することが特に苦手なので、大学でも引き続き油絵具の研究を続けていきたいと思います。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

2学期の大半を占めていたドローイングの授業です。
1つの課題に対して複数のアイデアを出してから作品制作に入るという授業で大変だったのですが、先生方と沢山絵の話をして制作を進めていくのはとても勉強になりました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

思うように描けない時は「先生だったらどうしますか?」とよく質問していました。あたりまえですが、自分の知らないことは出来ないので、自分よりも経験がある人に聞くのが1番だと思います。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

1番は両親です。
浪人したいというわがままを聞いてくれて、誰よりも私のことを応援してくれました。とても感謝しています。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

1枚1枚の制作を大切にして、私立大学は学科の過去問題を早いうちに解いて対策しましょう。
私は電車の中で絵の反省をしたり、英単語を見たりして時間を有効に使うようにしていました。
小さなことですが、悔いのないよう日々過ごすことが大切だと思います。


高村

入試が終わった率直な感想は?

やはり入試本番ではもっといい絵が描けたのではないかという悔いは残っています。しかし入試が終わっても、絵を描く日々は変わらないので、油断せず、よりよい絵を描けるようにがんばります。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

制作過程や、生徒などを分析してなぜこうなったのか、どうすればよりよくなるかを根本から考える、原因療法のような教え方がおもしろいなと思いました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

大きなスランプはなかったと思いますが、思ったよりいい絵にならずに困った時はよくありました。そういう時は大本の構図や配色がよくない場合が多かったので、大きく絵の具をのっけたり、大胆に動くとうまくいきました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

絵の方向について迷走している時、予備校の先生と話すことで、絵を描く時も、考える時も楽しんで、おもしろがってやるという初歩に立ち返り、自分の絵を冷静に見ることができました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

自分はアドバイスできるレベルではありませんが、絵に対して考え、それを自分の絵の画面上に反映させて、さらにその絵について考える、というように絵に対して考えつづける必要があると思います。


深澤

入試が終わった率直な感想は?

先生方や、自分の周りの大切な方達に、合格を報告出来、そして喜んで頂けたこと、大変嬉しく思います。そして最後まであきらめず良かったです。私は20代半ばからの挑戦だったので、大学進学、しかも美大を目指す人は、私の周りには一人もいませんでした。そしてこの選択は否定・非難されることはあれど、なかなか理解されるものではありません。正直ずっと孤独との戦いでした。受験ムードが本格化する秋頃から、仕事と不安とあせりで、精神的にかなりおいつめられ、本音を言えば、何度も受験をやめてしまいたい、逃げ出してしまいたいとさえ思ったこともあります。けれど受験直前に先生に私が弱音を吐いた際、「相談にのるから」と言って下さって、先生からしたら何気なく言った言葉だったかもしれませんが、「一人じゃなかったんだ」と思い出し、心底ホっとし、気持ちが楽になった状態で受験にのぞめました。また受験途中もハプニングがあり、もう本当にダメだと思いましたが、「受験料分、せめて楽しく描いてやる」と気持ちが吹っ切れ、スッキリとした気持ちで受験を終えることが出来ました。その絵で合格頂けたこと、大変嬉しく思います。美術の世界に飛び込むということは、保証やレールがない道を進んでいくことだと思います。そのことへの不安が無い訳ではありませんが、それでも、自分の好きなことをずっと考えていられること、自分の目標のスタートラインに立てたこと、芸術がとても大切なものだと知っている人が沢山いる場所に行けること、そして何より多くの優れた作品や考えを吸収し、色んなことに挑戦することが許される時間と環境を手に入れられたこと、本当に良かったです。ありがとうございました。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

絵の制作途中、先生方3人それぞれに、「絵に正解はない」「答えは自分しか分からない」等言われたことです。答えのある試験勉強や、決まりがあり、ミスが許されない社会人の生活に馴れ切っていた私は、どこか人に答えを求めてしまう姿勢がなかなか抜けませんでした。
ずっと答えや正解のない美術・芸術に向き合っている先生方の言葉なだけに、とても重みを感じ、一番印象に残っています。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

正直私は、自分が思うような作品を描けたと思ったことは一度もありません。なので、乗り越えられたということは、無かったように思います。作品を仕上げることすら出来ないことも多く、不安ばかりつのり、絵を描くことが怖く、全く練習出来ない期間もありました。けれど絵は描けなくても、見ることは出来ます。なので絵を沢山見ることはずっと継続していました。その中でも、好きな絵はなぜ好きか、そして好きでない絵はどういう所が自分の感性と合わないのか、なぜそう感じるのか、と自分に問うように心がけていました。
一番は練習を重ねるということが大事かと思いますが、それすら出来ない時は、色々な芸術作品を見て少しでも視野を広げる、そして自分の好き嫌いを明確にし、どういう絵を描いていきたいか考えること、そしてこういう表現もあるんだなという発見をする期間にあてるというのもいいのかと思います。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

先生方には授業の時間のみならず、色んな面で支えて頂きました。学期中に通うコースを融通して頂いたり、講習会も授業日程を調整して下さったので、仕事をしながら通うことが出来ました。他の予備校だったら、そういう形では通うことが出来ず、受験することすらあきらめていたのではないかと思います。
また、モチーフを専用に組んで下さったり、家で描いたデッサンを、授業が終わった後、時間をとって評価して下さったりと、授業以外でも大学を目指すことを応援していただいたこと、本当に感謝しています。 そして私は、落ち込んだり、辛い時、好きな画家の作品集をよく見ていました。素晴らしい絵を見ると、とてもワクワクして、元気になります。そういう意味では、自分の好きなアーティストの作品と絵が好きという感情が、一番の支えになってくれたと思います。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

大学を受験するということは、志望校の選択から始まり、将来への不安や悩み、家庭環境等、色んな悩みをかかえながら、戦っていかなくてはなりません。その中で、ここに通われている方は、自分の好きという気持ちを信じ、大切にして、美術・芸術への道にチャレンジしている方達だと思います。10代のうちから、正解のない問いに自分で答えをみつけていく、ただただかっこいいもの、美しいものを表現出来るようになりたいと模索し、努力すること、そして自分の好きなことに正直でいるという姿勢は、とても尊いことだと私は思っています。なかなか思うように絵が描けず、時には全て投げだしてしまいたいというような気持ちになることもあるかもしれません。けれど、そんな時でも絵が好きという感情と、どんな状況下でも楽しんで絵を描くという気持ちを忘れずに、がんばっていただきたいです。応援しています。


HS

入試が終わった率直な感想は?

あっという間でした。特に直前講習に入ってから入試までは一瞬のように感じました。
授業では、課題に対して様々なアプローチの仕方の指導があり、落ち着いて試験を受けることができました。入試前最後の課題を本番で活かすことができたのも、代ゼミだったからこそだと思います。ありがとうございました。
不安や緊張はありますが、大学生活がすごく楽しみです。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

ドローイングの授業です。それぞれの課題文から、アイデアを膨らませていき、先生とコミュニケーションを交えながら進めていきました。先生と話していく中で、ドローイングや制作したものを言葉で説明していく力も、これから必要になっていくのだなと感じました。他にも、少し変わった課題文が出たときに、いつもとは別の視点からモチーフを観察するようになったので印象的でした。表現の幅が広がり、授業を通して、モチーフやその言葉の意味をよく考えました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

私は時間内に完成させることができないのが課題でした。整理がつかず、細かく時間設定をしても、うまくいかないことがほとんどでした。自分のできないことや苦手な部分を認識して、時間をかけないところの選択を行ってから、少しだけ改善されたように感じました。入試まで、作品がうまくまとまらないことに焦りもありましたが、本番はしっかり完成でき、ホッとしています。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

予備校の先生方は、とにかく面白くて優しい最高の先生でした。講評のときは自分では気づけないもっとこうした方が良いという部分を丁寧に説明してくれるだけでなく、長所も伸ばすように教えてくれました。一人一人にしっかり対応してくれる温かい環境があるのは、少人数制だからこそだと思います。先生方の支えがあり、最後まで楽しくやり通せました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

受験生活の中で、焦ったり不安になったりすることも多くあるかと思います。力み過ぎずに、自分の良いところを見つけて、前向きな姿勢で頑張ってください!


川﨑

入試が終わった率直な感想は?

家族とか友達とかに胸を張って報告できる安堵感が大きかったです。
高校2年の終わり頃から芸術作品に興味を持つようになり、絵を始めて一年間という短い時間の中で結果を残すことができたので、やれることはやれていたのかなっていう安心感もありました。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

入試直前講習で段々と自分の個性みたいのが固まってきた気がしてきて、描いていて楽しかった時が一番印象に残っています。
無意識にだめだと思っていたこととかをやってみたら全然そんなことはなく、その仕事を褒めてもらえて、絵の仕事の視野が広がったことが自分の中では衝撃的で、なので印象に残っています。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

描いてもしっくりこない感じで、そういう時は描いている時からこの流れよくないって何となく分かるようなことはありました。その時は、僕は現実逃避して一旦絵のことを忘れるようにしてました。
映画みたり、自分が好きなことをやってリラックスしてから予備校に行くようにしてました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

やっぱり自分を支えてくれていたのは油画科の先生達です。有名なアーティストの人達の仕事だったり、そういう人達はどんなところをこだわっているのかとか、絵の描き方とか以外にも、自分の絵を成長させてくれるようなことを教えてもらったので感謝してます。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

自分は周りの人達とかに比べたら絵を始めるのが遅かったけど、何とか結果を残すことができているので、僕みたいに始めるのが遅い人は、周りと自分を比べたりとかしないで好きにやっていてほしいです。逆に結構早くから始めてたよって人は、慢心しないで頑張ってほしいです。

デザイン・工芸科 私大コース




平岡

入試が終わった率直な感想は?

『合格』の文字を見た時は、安心と嬉しさで涙が出ました。
冷静に今、振り返ってみると、反省点は幾つかありますが、全体の総括としては、持てる力を全部出し切れたのかなと思います。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

平面構成において、『形に質を与える』という事の重要性を石川先生から説明されたのを鮮明に覚えてます。
実際、透過やズレといった演出を加えると絵のクオリティがグンと上がるので、この技法は、本番でも意識しました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

冬期講習から共通テスト直前まで、平面が思うように作れなくなっていました。
これまで時間内に作れていたものが終わらなかったり、全体のまとまりが無くなったり散々でした。
この時は過去の上手くいってた時の作品を見返して、『何故上手くいったのか?』『今の作品に欠けているものは何か?』を分析して、エスキースし直す事でスランプを乗り越えました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

石川先生には本当にお世話になりました。
美大受験の事を全く理解していなかった頃から手取り足取り教えてくださったおかげで、ここまで成長する事ができました。美術に関する小話もタメになるものばかりで面白かったです。
熊坂先生も熱心に面倒を見てくださり、デッサンに必要なスキルや心構えをご教授いただきました。また、学科勉強中に『努力は必ず報われるよ』と応援して下さったのも心の支えになりました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

がむしゃらに頑張っていると突然冷静になって『これでいいのか?』と疑問に感じる時があるかもしれません。
そんな時は初心にかえって「自分がこの道を進みたいワケ」を問い直してみてください。
美大への進学というのは日本の受験生の中ではマイノリティです。そんな中にとび込むきっかけがどこかにあるはずです。
一年間って案外短いです。猪突猛進でいきましょう。


IM

入試が終わった率直な感想は?

結果がどうあれ今年で浪人生終了だったので、今まで頑張ってきたデッサンと色彩構成を信じて本番に挑みました。今は合格をもらえてホッとしてます。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

昼間部の授業でやった有色下地のデッサンが一番印象に残っています。
有色下地のデッサンも今後に繋がる絵だったと思いますが、現役生のときは、当たり前ですが受験対策の絵ばかりで、浪人してまた受験対策のような絵をいっぱい描くのかな。と思っていた私にはとても楽しかった課題でしたし、絵を描く楽しさを思い出したような感じでした。
……受験対策の絵が楽しくなかったみたいな伝わり方していそうで怖いんですけど、受験対策の絵も楽しかった思い出たくさんありますよ!!!?ほんとです。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

上手く描けた日も、あまり上手く描けなかった日も一応写真を撮って帰りの電車でずっと眺めてました。ここの色を変えたら印象変わりそうだなとか、ここの鉛筆のタッチよくないなとか。
写真をみて色々考えながら帰ってました。そして、上手く描けなかった日も撮ったと言っていますが、ほんとに見返すのも嫌なレベルのものを作った日は、写真を撮らずに何事もなかったかのように家に帰って寝て、次の日「今日いい作品作ればいいよね!」みたいなマインドでやってました。見返すどころか写真も撮ってないというのはあまり良くないかもしれませんが……忘れるのも一つの手……ということです。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

予備校に通わせてくれた親、一緒にゲームをしながら話を聞いてくれたり、アドバイスなどをしてくれた友達、私の作品について一緒に悩み、考えてくださった先生方。とても感謝しています。ありがとうございました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

多分、気がついたら10月?そしてすぐに12月!?みたいな感じになる人いると思います。
私はなりました。焦りますよね。でも、落ち着いてください。
落ち着くことはとても大事で、本番は落ち着いて、冷静になれるかどうかが合否を左右したりします。焦らず……落ち着いて……頑張ってください。


田中

入試が終わった率直な感想は?

入試直前の講評で工程をもう少し見直した方が良いと言われ、本番では構図を精査せずに勢いで進めてしまった点が、デッサンでも平面でも強く印象に残っています。
実技、学科両方とも今までの成果を出し切れたという手応えはありませんでしたが、とりあえず時間以内には終わらせるという気持ちだけで乗り切りました。
今、こうして入試再現を行っていてもなぜこの題材を選んだのかが自分でも不思議でなりません。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

夏期講習から半年強という短い期間だったので、自分の強みが分からず四苦八苦した印象があります。
デッサンでは、構図を決める最初の段階、描き出しが弱いと言われ自分なりに変化を付けて試みたものの、あまり改善されていなかったように感じます。今後の課題という意味も含めて強く印象に残っています。
平面では、割と早い段階で方向性が決まっていったデッサンと比べてかなり色々な回り道をしました。私自身が作りたいと思うものと、今描けるものがずっとずれていたように感じます。私のフィルターを通した構成が出来ているかというのは入試直前にかなり考えていました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

ずっと何か掛け違えているような感覚で、思うような作品は作れませんでした。
そういう時は、ひたすらスケッチブックに線で形を出したり、自分が好きな作品を集めて取り入れたりしていました。また、一旦作品作りから離れて勉強したりしていました。
勉強すらも身に入らない時期は本当にぼーっとしたり散歩したりしてました。そもそも焦りから上手くいかない、スランプだと感じるというよりは、とりあえずなあなあに作っている作品が目立っていたので切り替えるためにいつもと違う行動を心掛けていました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

中々受験勉強に身が入らなかったのですが、同じ昼間部の友人が“どれだけ自分は勉強がやばいのか”を力説していて私も頑張らなきゃなぁと引き締められたのを覚えています。
私は校内であまり親しく話す友人が居なかったので、色々な受験エピソードを共有してくれる友人は作っておくべきだなと痛感しました。
試験が終わり感想を共有している時間になって初めてやっと終わったんだなぁと実感が沸き、合否発表でお互いに報告し合っている時に初めて受かったんだなぁとぼんやり思ったので、もう少し色んな方と話しておけば良かったなと後悔しています。もっと共有したかった。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

作品作りから離れて少し休息してみるのも一つの手だと思います。頑張ってください!
良い作品が作れたと思ったら自分を甘やかしてあげてください!私は自分をかなり甘やかしてきました。帰り道に好きなお菓子を買っていったり、深夜にラーメンを食べたり、その日は勉強をせず沢山寝てみたり、少し停滞しても、細くても確実なモチベを保ってください。応援しています!


明石

入試が終わった率直な感想は?

入学式を迎えることができて安心しました。
先生も友達も家族も、合格したことを自分のことのように喜んでくれたのでとても嬉しかったです。浪人して親に負担をかけるのは僕の家庭にとって少し苦しいことだったので不安でしたが、合格の文字を見れた時は安心と親への感謝しかなかったです。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

デッサンで、身につけることができる基礎力と、他の作品を見て学ぶことの大切さを理解することができたことです。
最初に描いたデッサンは、パースも影も構図もすべてがめちゃくちゃで、当時の自分は変だとすら思っていなかったのですが、今となってはその違いが分かるようになりました。基礎が身につきはじめてから、作品の空気感や質感などが、一目で分かるくらい成長することができたので、代ゼミで学べて良かったです。
他の作品を見て学ぶことについては、描き方の手順や構図のとり方、ものの見かたなど、自己と他者で違う部分や参考にしたい部分をたくさん情報として集めることができたので、視野を広げるのに役立ちました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

平面構成でとくに多くありました。
その時は、先生からのアドバイスや、ネットに転がっている無数の作品を参考にし、あまり自分の考えをとり入れないことで、他の人がどうつくっているのか、どのような考え方があるのかという点のみに作品づくりの軸をおいていました。
結果、自分では考えつかなかったようなものや、色々な技法を学ぶことができ、いつのまにかスランプから脱出していたことに気付きました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

一番支えてくれていたのはやはり母親です。予備校も勉強の参考書も全部嫌な顔せず負担してくれたし、自分の絵を素直にほめてくれたので自信にもつながりました。職場の人にも色々聞いて情報を集めてくれたり、美味しいご飯をつくってくれたり、色々な面からサポートしてくれました。
もう1人は彼女です。受験前に彼女をつくると落ちるみたいなジンクスをよく聞きますが、僕の場合は逆で、たくさんほめてくれたり応援してくれたり、メンタル面で一番支えになってくれました。彼女つくったら落ちた、みたいなことにならなくて良かったです。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

学校の行事とか進路活動とか忙しくて手が回らないことは多いと思いますが、そんな時であっても少しだけでいいので予備校はサボらず行ってください。
その1日行かなかったから……が積み重なれば周りの生徒との作品数の差はひろがってしまうので、なるべく行くようにし、絵に触れると良いと思います。
あと、先生のアドバイスをもらえた時は、自分の考えを貫き通すのではなく、そのアドバイスにできるかぎりしたがうのがオススメです。何人も生徒を見てきた先生が間違っているはずがないと信じていれば、作品づくりにつまった時、スランプに陥った時、自分ではどうしようもない時から抜けだしやすくなると思います。受験頑張れ!!


神川

入試が終わった率直な感想は?

「よくやったぞ、自分。」と自分を褒めたい気持ちと、ここまで私を育ててくださった先生方への感謝と尊敬の気持ちでいっぱいです。受験本番はあたり前ですがいつもと状況も設備も空気も違ったので、連日の試験はドキドキしっぱなしでした。そのドキドキの2週間程が嵐のように去っていったので、試験が終わった数日は呆然としていましたね。
合否発表も呆然としつつ見たので、2週間くらいたってようやくじわじわと実感が沸いてきました!


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

一番はやっぱり入試直前講習ですかね。もちろん毎日発見の連続で、すごく刺激的でしたが、やはり入試直前となると先生方の指導のキレや空気が普段よりも凄かったので。それでもただただ「受験のために」と盲目的にはならず、根本的に「どう物を捉えればいいのか」や「デザインするということはこのように形をつくることだ」という風に教えてくださったので、ああここで学んだことはこの1年の受験のためだけでなく、一生物を見る時に役立つ姿勢を教えてくださっているんだな、と思うことができました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

入試直前になって、本当に描けない時期がありました。私はデッサンと平面構成だとデッサンの方がまだやや得意な方だったのですが、そのデッサンに全く自信がもてなくなって、「あれ?自分今までどういう手順で進めてたっけ?」と考えすぎて何も手がでなくなってしまいました。そういう時は、まず休みましたね。一度パニックになってしまっている自分を落ちつけるために好きなものを見たり、読んだりしました。
そして冷静になったら、「考えすぎるのをやめて描く!」を目標に描きはじめました。デッサンをやる時に必要なのは手順じゃなくて、物をどうやって捉えて、把握し、物らしくしていくか、ということなので、考えるより探っていけばおのずと形になるんだよな、と思い直しました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

全先生方です。私はデザイン科なので、安孫子先生、岡田先生、石川先生、津村先生、熊谷先生、西村先生などをはじめ、悩んでいる時は代ゼミにいる先生たちは誰でもアドバイスをくださいました。本当にこの人、と1人に絞れないくらい多くのことを手助けしていただいたので、選べませんね……。
実際にやってみて魔法のようにうまく描く方法を伝授してくださった岡田先生。その人の一番やりたいことを抽出してデザインに落としこんでくれる石川先生。相手の意見を最大限尊重して理論を教えてくださった安孫子先生。優しく、ときに厳しく、泣いていた私をずっと慰めてくださった津村先生。他の先生たちとは全く違う視点で視野を広げてくださった熊谷先生。残っている私たち生徒に時間を惜しまず指導してくださった西村先生。
すべての先生方が最高の恩師です。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

代ゼミを選んだなら大丈夫‼と言ってあげたいです。美大受験は最後まで、受験当日まで本当にどうなるかわからなくて、不安におし潰されそうになると思います。でも、ここにいる先生たちが教えてくださったことをあなたが心から受けとめて、どう良くしていこうかと切磋琢磨して作品をつくっていけば、力はつきます。
結果がどうでも、この学校で得られる物の見方やデザインの仕方は一生役に立つ財産になると思います。絵を描くこと、デザインは受験のためにすることではないので、是非楽しんで、たくさん失敗して、益ある日々を過ごしてください!


福田

入試が終わった率直な感想は?

正直、受験が終わった実感がまだわきません。試験の直前まで、課題が時間内に終えられるのか、実力が発揮できるか心配でしたし、受験直前まで自分のレベルがどの辺りなのかわからず、合格できるか不安でした。ところが、いざ試験が始まると、自然といつも以上のスピードで、実力を発揮することができました。
私は、大学受験で、今までやってきたことが実り、自信につながる貴重な体験ができました。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

本格的な入試対策の勉強に入る前に、基本的なデザインの勉強をじっくり学べたことや、デッサンが上手くいかず、描く事が苦痛だった時、先生に、「デッサンのことを嫌っているとデッサンに嫌われるから好きになることから始めなければ上手くならない」と言われたのがとても印象的でした。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

長くスランプが続き、落ち込んだ時は、先生や過去に先輩が残したデッサンをみて、タッチなどを参考にしました。また、できなかった時の気持ちを引きずらず、早々、気持ちを切り換える制作することを心がけました。とにかく、描けば描くほど上手くなるので、手を止めない方が上手くなると思います。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

自分を支えてくれたのは家族、特に母です。私は学科の勉強をリビングでやる方が集中できたので、私の気が散らないようにサポートしてくれたことは本当に助かりました。また、私が落ち込んでいると話を聞いてくれたり、身体的にも精神的にもケアしてくれたため、最後まで乗り切れたと思います。
受験をサポートする側も大変だと思うので、常に感謝を忘れないことが大事だと思いました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

私は高1の時の冬の講習会から代ゼミにお世話になりましたが、自分が本当に受験生なのだと自覚し始めたのは高3の夏頃でした。それまでは、なんとなく課題をこなしていて受験をするという実感がわかなかったのですが、いざ自覚が芽生えると学ぶことに対して意識が変わったので、当たり前の事ですが、自分自身が受験生である事の自覚を早めに持つ事が大切だと思います。受験を振り返った時に思う事は、自分に自信を持てなくなった時に、先生のアドバイスをしっかり頭に留めること、自分を評価してくださる先生の言葉を信じることが大切だと思います。受験生の皆さん、頑張って下さい。


河合

入試が終わった率直な感想は?

「ふう。かましたぜ。。。」とドヤ顔で会場をあとにすることができました。
それほどに自分の力を出せましたし、何よりも試験を楽しむことができました。
多摩美を受験した際は自信満々で一歩一歩かみしめながら坂を下りられました。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

仲間たちと、夜まで残って制作したことです。友達と夜まで残って制作をするなんてただそれだけで楽しい出来事です。それに加えて絵を描いているなんてなんかかっこいいじゃないですか。夜に仲間と絵を描く自分に酔っていただけですが、私たちの年代はコロナウイルスの影響で文化祭も体育祭もなかったのでそれだけ特別に思えました。学校で経験し損ねた思い出を代ゼミで経験することができて本当に嬉しかったです。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

試験直前に、特大のスランプが訪れました。全く形がつくれなくなりました。
受験にどうしても合格したい思いから、正しくて、先生が好みそうなデザインをしようとしてどんどん沼にはまっていきました。乗りこえたかと言われれば微妙ですが、スランプはあまり気にしていなかったです。選抜や1発勝負の舞台に慣れていたというのも1つありますが、本番は自分らしさを出す以外ないので、スランプの原因も考慮して気にしなかったです。また、第1志望以外は当たり前ですが、練習時間が少ないので上手くいかなくても気にしないことです!大学は1つしか入れないので!


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

まずは家族です。夜遅くまでかかった日には迎えにきてくれたり、朝からある日は送ってくれたりと交通面でのサポートが特に大きかったです。
また先生方のサポートも厚く、とても勉強しやすかったです。特に質問しやすい空気を作ってくださったのが良かったです。また、私の質問攻めにもつき合って下さり、嬉しかったですし、成長につながりました。 周りの方々の手厚いサポートのおかげで、合格につながりました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

受験を楽しめー!です。笑 受験勉強は楽しいです!特に美大受験は!
楽しむコツは、毎作品チャレンジすることです。私たちは受験生、すなわちチャレンジャーです。完璧でなくて良いんです。先生たちに何か言われたらしっかりと意図をドヤ顔で伝えましょう。理解してくださる優しい先生方ばかりです。
試験会場に入れば自然とゾーンに入るので、直前までチャレンジして大丈夫です。


湯浅

入試が終わった率直な感想は?

正直言うと、まだ実感がありません。推薦入試は、受かれば超ラッキーくらいに思っていて、一般入試の実技の練習として試験の雰囲気や緊張感を味わいに行くというのが一番の目的でした。(受けるからには、受かるつもりで試験に挑もうとは思っていましたが……)
実際の試験では、小論文・実技は気合でなんとかなったものの、面接では持参作品の説明を時間内にすることができませんでした。これは落ちたなと思って、一般入試に向けて開き直っていたので、合格していて本当に驚きました。だからこそ、私の美大受験は、あっという間だったなぁとちょっと寂しい気持ちです。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

講評の時や相談をしに行ったときに話してくださる先生方のお話です。
代ゼミの先生方は、とても博識で勉強になるものから豆知識的なものまで、とても多くの知識をもらったなと思っています。特に自分が好きな分野に関しては、ものすごく楽しそうにお話しされていて、聞いているこちらまで楽しくなるようなものばかりでした。私は、あまり人と話すことが得意ではなかったのですが、他の人に自分の好きなものや考えを話すことも悪くはないなと思えました。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

思うような作品が作れないことは、しょっちゅうあって、そのたびにものすごく落ち込んでいました。ですが、先生が「デザインは人を楽しくさせるものだから、作る人も楽しんでつくらなきゃ」と話をされていたことがあって、それを聞いてからは、あまり考えすぎないようにしました。家では、本やマンガを読んだり、とにかく寝たりしました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

基礎科、デザイン・工芸科の先生方です。特にこれといったエピソードは思いつきませんが、基礎科の授業は楽しかったことを覚えています。基本的な道具の使い方やデッサンだけでなく、さまざまな科の実習、基礎科展の作品作りなどあまり受験を意識しないで、取り組むことができました。また、デザイン・工芸科の先生方には、実技はもちろんのこと、推薦の面接の練習、学校の課題のアドバイスをいただいたりと大変お世話になりました。
推薦入試で合格が決まった後も、大学からの事前課題の相談にものってもらいました。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

あくまで私が感じたことですが、推薦入試を受けるにしろ受けないにしろ、志望校の志望理由を一度書いてみると良いと思います。私は、志望校は一応決めていましたが、なんとなく心のどこかでこの大学、学部でいいのかとふわふわした気持ちでした。自分は、なぜこの大学に行きたいのか、大学に入ってやりたいことは何なのか、大学の設備や留学制度、授業形態など様々なことを調べ、一度まとめてみることで、自分が目指すべき目標が明らかになり、入試に迷いなく挑むことができると思います。


湯浅

入試が終わった率直な感想は?

私は学科試験やデッサンの試験を受けて合格したわけではないので、正直言うと当初は合格したという実感が湧きませんでした。しかし、自分が長い時間をかけて制作した作品を美大の先生方に見ていただくことができ、また結果として合格できたことはとても嬉しく思います。
試験当日まで、他の受験生がどのような作品を提出作品として出すのか分からず不安でしたが、ポートフォリオ作成時にくださったアドバイスや面接の練習など様々なサポートを先生方がしてくださったことを思い出し、面接には自分の作品に自信をもって挑むことができました。
また、試験会場では控室で他の人の作品に圧倒されず、楽しんで作品を見ることができ、楽しかったので、それもリラックスして面接に挑めた理由だと思います。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

やはり毎回の講評の時間でしょうか。講評では一定の時間自分の作品に対し先生方が意見を言ってくださります。これは学校の美術の授業を受けているだけではなかなか経験できないことですし、先生の一言一言がとても勉強になることが多かったです。また、自分の作品を改めて新しい気持ちで見ることができるので制作中には気付かなかったことに気付くことができますし、同じコースの人たちの作品を見てそれについての講評も聞けるので、とても刺激になりました。もちろん大失敗してしまった作品をみんなの前に出したくないと思う時もありましたが、私は講評中の時間が結構好きでした。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

うまく描けないということはしょっちゅうありました。たまにうまく描けたなと思うことがあっても次は全然うまく描けないことが続いたり、それで落ち込むこともありましたが、あまり落ち込みすぎないようには気を付けていました。落ち込んだまま次の作品に取り組んでもうまく描けたことはありませんし、同じ失敗を繰り返すだけで成長できないと私は思います。うまく描けなかった作品が今の自分の実力であり、うまく描けた作品はたまたまいくつかの要素がいい方向に転んだことでうまく描けたのだと割り切ることで、次からはまた前向きな気持ちで作品作りに挑むことが出来ました。どこがいけなかったのか反省することは大切ですが、失敗を恐れず実行できる前向きな姿勢もいい作品を作るうえで大事だと思います。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

やはり先生方には、推薦出願時にとてもお世話になりました。デッサンなどの作品の写真を撮ってくださったり、ポートフォリオの構成など度々相談させてもらいアドバイスをいただきました。面接の練習も何回もやっていただき、とても心強かったです。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

私が言いたいのは最後まで諦めないことです。私は推薦出願時に必要書類を出すのが期限ギリギリになってしまい、また、自分の作品に自信が持てず、最後の方は出願するのをあきらめようかと思いました。しかし、それでは相談に乗ってくださった先生方に申し訳ないと思い、落ちてもいいやという気持ちで出願しました。もし出願していなかったら悔いが残っていたでしょうし、一般選抜で必ず受かるとも限らないので今こうしてアンケートにも答えていないと思います。自分に自信を持って最後まで自分の意思を貫いてほしいですね。


新明

入試が終わった率直な感想は?

合格した時は、しばらく実感が湧きませんでしたが、入学手続きなどをしていくうちに合格したんだなぁと感じるようになると同時に、大学での目標を果たしていきたいと意欲がでてきました。


代ゼミで学んで一番印象に残っていることは?

色々な人の表現を見ることができたことです。今までは高校の小さなコミュニティだったので、様々な人の考えを知り、自分にとって良い刺激でした。
他には、相談に乗ってくれるところです。少しつまづいても、先生方に様々な意見を出してもらえたので助かったからです。


受験生活を送る中で、スランプはどう乗り越えましたか?

いつまでもうだうだしてはいけないと思い、好きな本を読んだり、音楽を聞いて、気持ちを切り替えました。


受験期間、自分を支えてくれた方とそのエピソード。

夜間の私大デザイン科の先生方と石川先生。
ポートフォリオのレイアウト、写真撮影、面接の練習など、通常の授業と平行に手伝いをしてもらったことです。特に、面接の練習は何回もしてもらい、本番では、実力を発揮できました。本当にありがとうございます。


志望校合格のために頑張っている後輩へ向けて、一言お願いします。

これから、うまくいかないことも多々あると思いますが、くじけず前を向いて自分を信じて進んでください。