●自分の研究テーマを見つけて探求していく昼間部
1学期は絵画技法・材料や立体・色彩・遠近法と絵画史について再確認をし、漠然とした技術や知識を実践に活かせるものへと変えていき自分の作品にどう還元していきたいのか、そのきっかけを探ります。
2学期は垣間見えてきた制作テーマを基に、モチーフ選び・構成・技法・材料等の試行錯誤の繰り返しや講師との意見交換を重ねて理想の作品像を具体的にしていきます。
入試直前期は各大学に沿った課題を展開しつつも、自分の研究テーマを軸に課題に答えることを念頭におかせ、大学入学後、さらにその先にも活きる確かな力を最後まで育てていきます。
●自分の感動をエネルギーに「やってみたい」の意欲を育てる夜間部
1学期は基本的な画材の知識、構図・構成のレクチャー等、おさえておくべき大きな枠組みを覚えていってもらいます。その後入試直前まで静物・構成・想定課題をベースに、「自身の視点」と「こう描いてみたいという意欲」を常に持つことを当たり前の感覚として養い、幅広い課題に触れていきます。
指導で大切にしていることは、生徒一人ひとりがモチーフや文章についてまず何を思ったかを聞くことと、いかに描いてみたいか真剣に考えてもらうことです。講師との対話をたっぷり持ち、表現の選択肢を増やすことで本当の意味で好きなこと・やってみたいことを選び抜いてほしいと考えています。現役生の素直な発想とフットワークの軽さ、エネルギッシュさを活かせるようサポートしていきます。