油画科

油画科生徒作品

油画科

理想の絵を描く自分まで想像する



「どんな描き方をすれば良い絵になりますか」と質問を受け、「モチーフを見てどんなイメージが湧いたの」と尋ね返します。ううんと顔をしかめて悩む生徒の姿を見つめる。その人の制作がスタートしたなと感じる瞬間です。
こんな色味で奥行きがあって、手触りがこうなど、生徒たちは言葉やジェスチャーを交えて描きたいイメージを教えてくれるので、私たち講師はそれを汲み取っては新しい絵具やオイル、筆やナイフとその使い方、作品との出会いの機会をつくります。そんな対話と制作を積み重ねていくと、絵の内容だけでなく自分がその絵を描く姿までイメージできるようになっていきます。
「これが私にとってのベストな描き方です」
そう言って試験に出発してもらうことが互いの目標です。

昼間部授業時間
夜間部授業時間


基礎コース授業時間
オプション授業時間



イメージの解像度をより高く 昼間部
昼間部では入試合格に留まらず、大学での作品制作に直結する自分の制作テーマを見つけるためのカリキュラムを展開していきます。
前半は光源と色彩のレクチャーや立体制作なども交えて、形態・光・色彩・空間・構成の基礎についての再確認を行い、イメージを形にする土台を強固なものにしていきます。後半は静物課題や想定課題といった意識を分けて考えがちな課題をいくつかのテーマで一括りにして、横断的に取り組んでもらいます。様々なテーマを投げかけられる中で一貫して作品に込めたい要素を発見し、技術や知識を深めながら描きたいイメージの解像度を高めていきます。
まずは自分の興味を知ることから 夜間部・基礎コース
夜間部・基礎コースでは発見を形にするデッサン力と、モチーフや言葉から想像したことを表す力を同時に鍛えるカリキュラムを展開していきます。描きたい絵について意見交換をしながら、画材や技法、参考作品などを紹介して、理想に近づけるサポートをしていきます。
夜間部では静物・構成・想定課題を関連付けながらバランスよく組み込み、各大学の様々な入試出題に対応する力を養っていきます。同時に総合型選抜入試等の対応も個別に行っています。
基礎コースでは油絵具や木炭の表現の幅広さを純粋に楽しみながら、基礎的な画材知識とデッサン力を伸ばすことを主軸に授業を進めていきます。
あらゆる方向から自分のスタイルを探っていく多様な授業

説明

モチーフや出題への理解を深める対話と指導

説明
総合型選抜・学校推薦型選抜入試にも対応

説明